二大国産スポーツの激突。ホンダ/アキュラ「NSX」vs日産「GT-R Nismo」がドラッグレースバトル【動画有】

2020-05-26

競合ひしめく二大国産スポーツのドラッグレース

日本を代表するスーパースポーツモデルのホンダ/アキュラ「NSX」と日産「GT-R Nismo」がドラッグレースバトル。
片方の「NSX」はV6ツインターボ+電動モータのハイブリッドモデル、もう片方の「GT-R Nismo」はV6ツインターボ+Nismoチューニングを施した100%内燃機関モデルとなりますが、これら全く異なる性質を持つ個体がどういったバトルを繰り広げるのか非常にきになるところですね。


早速各車両のスペックを見ていこう

【ホンダ/アキュラ「NSX」】
エンジン:排気量3.5L V型6気筒ツインターボチャージャーエンジン+電動モータ
最高出力/最大トルク:581ps/686Nm
トランスミッション:9速デュアルクラッチトランスミッション
0-100km/h加速時間:3.0秒
駆動方式:四輪駆動(AWD)
車体重量(パワーウェイトレシオ比):1,780kg(3.06kg/ps)

【日産「GT-R Nismo」】
エンジン:排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジン
最高出力/最大トルク:600ps/652Nm
トランスミッション:6速デュアルクラッチトランスミッション
0-100km/h加速時間:2.7秒
駆動方式:四輪駆動(AWD)
車体重量(パワーウェイトレシオ比):1,710kg(2.85kg/ps)

上記2台のスペックを比較してみると、やはりトップレンジモデル「GT-R Nismo」の方が若干有利で、トータル的に見ても「NSX」が若干見劣りする部分もあったりはしますが、実際にバトルしてみるとどうなるんでしょうか?

終始接戦を繰り広げる2台

今回のドラッグレースは、停車状態からフルスロットルで加速していくスタンダード・スタートと、お互いが定速状態からフル加速していくローリング・スタートの2種類を実施。
いざドラッグレースが始まると、上のスペックを埋めるかのごとく「NSX」の過給器系と電動モータによるトルクフルな走りが影響したのか、全く差を広げず、むしろジワジワとその差を縮めて抜きに行く忍耐力のある走りを見せてくれます。

終始大きな差を広げない接戦を繰り広げるも、9速DCTによる回転数を即座に切替えてトラクションコントロール性能を向上させた「NSX」に軍配が上がったのだと考えられますが、二大国産スポーツ同士、これだけお互いのスペックを魅せつけ合えるドラッグレースもかなり珍しいのではないかと思えますね(っというか空が雲一つ無い快晴の下でドラッグレースというのも相当に気持ちいだろうなぁ…)

【Exotic Rental Car Drag Racing in Las Vegas Part 1 – 2017 Acura NSX vs 2017 Nissan GT-R Nismo】

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Reference:CARSCOOPS