BMW「X2」に最上位グレード”M35i”が登場。300馬力超えのハイパフォーマンスモデル、日本での販売は来年以降?

2020-05-26

300馬力超えのハイパフォーマンスSUV登場

BMWのコンパクトクロスオーバーモデル「X2シリーズ」に、最上位グレードの”M35i”が販売されることがわかりました。
この個体は、既存ラインナップに搭載される排気量2.0L 直列4気筒ツインパワーターボエンジンをベースに特別チューニングすることで、最高出力306ps/最大トルク450Nmを発揮し、トランスミッションは8速AT&四輪駆動(AWD)を標準装備、パフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が4.9秒とハイレベルなパフォーマンスモデルとなります。


エンジンだけでなく足回りも大幅強化

今回登場する「X2 M35i」の基本仕様としては、アダプティブMスポーツサスペンションやMスポーツフロントディファレンシャルが装備されていますが、ここに更にエンジンコンパートメントをグレードアップすることで、フロントアクスルのトラクションロスを軽減しているのだとか。
またリヤアクスルも再設計が施され、Mスポーツステアリングシステムの装備により直接的で正確なステアリングセンスを提供するとのこと。

他のポイントとしては、Mスポーツブレーキシステムが標準装備され、17インチもしくは18インチアルミホイールを選択した場合には、スチールディスクとダークブルーメタリックのブレーキキャリパーを標準搭載します。

スタイリングについては、フロント部分に新しいエアインテークとセリウムグレイ・アクセントを特徴とするフロントフェイスを持ち、更にはセリウムグレイのミラーキャップやユニークなリヤスポイラー、19インチ軽量合金ホイールも装備可能となっています。

インテリアはかなりスポーティ

インテリアについては、本革性のスポーツステアリングホイールやドアシールプレート、オプションに応じてMスポーツシートやカラーヘッドアップディスプレイ、ワイヤレススマートフォン充電器、Apple CarPlayも用意しています。
安全装備については、交通渋滞アシスタントやパーキングブレーキアシスタント等のドライバアシスタンスシステムが標準装備。

なお、今回の最上位グレードモデル「X2 M35i」は、今年11月からアメリカ市場向けに生産スタートし、欧州は2019年3月、日本については不明なままですが、早くとも2019年中との噂が浮上しています。

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Reference:CARSCOOPS