製造第一号の超希少車。マクラーレンのレーシングモデル&公道走行可能の「P1 GTR」が中古車市場にて登場

2020-05-26

製造第一号の「P1 GTR」がまたまた中古市場に登場

マクラーレンが世界限定375台のみ製造したアルティメットシリーズ・ハイブリッドモデル「P1」。この個体をベースとしたレーシングモデル「P1 GTR」が中古車市場にて登場。
こちらの個体、世界限定45台でおまけに「P1」を購入したオーナーにしか販売されなかったモデルとなりますが、何と素晴らしいことに製造第一号と更に希少性を高めた一台となります。
ただ、この個体は先月の8月にも中古車市場に登場しているため、全く売れていないかとんでもない短期間で転売が行われているのかもしれません。


レーシングモデルであり公道モデルでもある希少な一台

本来、レーシングモデルの「P1 GTR」は公道を走行することは許されていないのですが、今回登場の個体はアメリカのオーナーからマクラーレンお墨付きとなるLanzante社に委託され、公道モデル用のテールランプやターンシグナル、フロントアクスルリフトといったストリート・リーガル・コンバージョン・キットが追加装備され公道仕様モデルに改造されているとのこと。

公道仕様の「P1 GTR」は二桁も存在しない希少モデルで、そういった公道仕様に改造されたモデルは、世界にて5台のみ存在する「P1 LM」ぐらいとなります。

「P1 GTR」の気になるパワートレインは、排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを+電気モータを搭載し、システム総出力1,000ps(「P1」は916ps)を発揮。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.4秒、最高時速は362km/hにまで到達、そしてバッテリのみでの走行であれば約32kmの巡航が可能となります(ただし、トヨタ「プリウス」等のハイブリッドモデルとは異なり、回生ブレーキ等は存在せず走行中に蓄電はしないため、充電装置を使用しない限りは蓄電は不可能)。

なお、この個体の新車販売価格は約3.4億円と非常に高額ではありますが、今回中古車市場での販売価格は応談となっていますが、最低でも4億円以上になるといわれています。

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Reference:duPontREGISTRY