その名も”海上のLS”。レクサスが贅を尽くしたラグジュアリー・ヨット「LY650」のティーザー映像を公開【動画有】

2020-05-26

レクサスのヨットはいかほど?

レクサスは今年初めに、ラグジュアリー・ヨットの設計を計画していると発表しましたが、今回そのデザインを示した「LY650(Luxury Yacht)」のティーザー映像が世界初公開されました。
これまでレクサスが作り上げてきたモデルの中で、”最も高価な”一台になるであろう「LY650」は、2017年に導入されたスポーツヨットコンセプトをベースにしたラグジュアリーモデルとなります。


グレードは3つ。バスルームも3種類

このモデルに関してほとんど詳細は語られていませんが、共同開発により大きく活躍したMarquis Larson Boat Groupによれば「特注のボート・ビルディングの豊富な経験を活かし、独自のスポーツ・ヨットのコンセプトを作成することに役立てることができた」とコメント。サイズ感としては全長19,960m、全幅5,720mmと非常にダイナミックといえますね。

なお、今回発表されているヨットは、コンセプトデザインとは異なり、全部で3種類のグレードがラインナップ。グレード毎にバスルームのグレードも大きく異なるとのこと。
エントリーレベルに関しては特にレンダリング等が公開されていませんが今回公開されている「LY650」は6人までが快適に睡眠をとることができ、3つの部屋を準備しています。

グレードによって他に異なる部分としては、本革製のソファーやスタイリッシュなフロア、引き込み式のフラットスクリーンテレビ等が挙げられますが、とんでもなく豪華といえますね。まさに海上の「LS」というべきところ。

その他には、小さなバーエリアやキッチン、2つのキャプテンチェアを備えたハイテクコックピット、メインデッキにはウッド製のフロアとボートの正面には3つのシートエリアを準備しています。
リヤには、別のシートエリアと上階への階段があり、第二のコックピットラップアラウンドソファがあります。

エンジンはディーゼル、販売は2019年後半から

パワートレインについてですが、「LY650」にはIPS1200とIPS1350を含む2種類のボルボソースエンジンが搭載されており、どちらのエンジンが選択されても、両方とも3,785Lのディーゼル燃料をタンクを搭載することになります。
販売時期については、まずはアメリカより2019年後半から発売予定となっています。

【LY 650】

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Reference:CARSCOOPS