何とも過激な一台だ。ロールスロイスより、特別なオーダーメイドカラーにペイントした「レイス」が登場

2020-05-26

まず見かけることのない奇抜なツートンカラー

ロールスロイスの2ドアクーペモデル「レイス」に、何とも過激なデュアルトーンカラーにて仕上げた個性的な一台が納車した模様。
今回登場している「レイス」は、サラマンカブルーとエンサインレッドと呼ばれる特別オーダーメイドカラーにて仕上げられているとのこと。


そもそも”サラマンカブルー”と”エンサインレッド”って何が由来?

ちなみに、サラマンカブルーの”サラマンカ”とは、1913年にスペイン・グランプリに「シルバーゴースト」にて優勝した、ドライバのドン・カルロス・デ・サラマンカ氏が由来となっています。

余談ではありますが、サラマンカ氏が「シルバーゴースト」にてゴールした後のインタビューにて「レースの後はへとへとになるんだけど、ロールスロイスだと5分しか運転していないと思えるほどにリラックスしていられるんだよね~」と言えるほどに最高の乗り心地を提供していたとのこと。

一方のエンサイン・レッドですが、こちらはイギリス商船旗である「レッド・エンサイン」の名称が由来となっており、別名は”レッド・ダスター”と呼ばれています。

インテリアもかなりのこだわりが

ボディカラーの話で大分脱線してしまいましたが「レイス」に戻りましょう。
今回納車の「レイス」は、そのユニークなデュアルトーンカラーのボディに加えて、インテリアも相当に力が入った仕上がりなのか、ダッシュボードやセンターコンソール、ドアパネルにあるウッド調インサートは非常に高品質で、オプション費用では数百万レベル。

天井にはロールスロイスの象徴ともいえる”あの”オプションも!

おまけにインテリアシートもレッドの本革を採用しており、上質な肌触りはもちろんのこと、快適性も充実。

天井には、ロールスロイスのシンボルともいえる「スターライト・ヘッドライニング」のオプションも設定されていますね(因みにオプション費用は約160万円と超高額)。
こちらは数百ものファイバー光により車内に満点の星空と幻想的な雰囲気を醸し出します。
このオプションは、グッドウッドの職人によって全て手作りで製作されているとのことで、そのコストたるやとんでもないとのこと。
もちろん、車内の幻想的な空間を味わえるだけでなく、読書のための光としても活用できますし、光の加減も調整可能とのこと。

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Reference:CARSCOOPS