VWの最終モデル「ビートル・ファイナルエディション」が遂に発表。後継無しの正真正銘最後のモデル

2020-05-26

遂に「ビートル」から最後のモデルが登場か

1938年から常に愛され続けてきたフォルクスワーゲンのコンパクトモデル「ビートル」に、正真正銘最後のモデルとなる「ビートル・ファイナルエディション」が遂に発表されました。

今回登場する「ビートル・ファイナルエディション」は、メキシコにて初代「ビートル」の生産終了を記念した2003年モデル「ビートル・アルティマエディション(Last Edition)」からインスピレーションを受けた一台として、クーペタイプとコンバーチブルタイプの両方が導入される予定となっています。


ファイナル・エディションは一体どんな仕様になる?

今回登場する「ビートル・ファイナルエディション」のボディカラーには、サファリ・ユニとストーンウォッシュ・ブルーの2つのユニークなカラーが追加され、ピュアホワイトやディープブラックパール、プラチナグレイなど他のカラーもラインナップされています。

その他の外観については、サイドミラーカラーやサンルーフ(クーペのみ)、17インチ・アルミホイールが改良されます。

外観としては、Bi-XenonヘッドライトやLEDデイタイムランニングライト、LEDテールライトを備えることでラグジュアリー性を向上。
オプションとして、アルティマ・エディションに採用されているホイールをモチーフとした18インチ合金ホイールが装備されます。

インテリアについては、ダイヤモンドステッチを縫合したレザーシートとGPSナビゲーションディスカバリー・メディア・インフォテイメント・システム、Fenderプレミアムオーディオシステム、ビートルクリップ付のレザーにて覆われたステアリングホイール、特別なサファリ・ユニのダッシュパッド、Kheferfachグローブボックス、アルティマエディションのカラーマッチド・インテリア・トリートメントを設定しています。

その他には、ステンレス製のペダル、オートエアコンシステム、アンビエントライト、6.3インチコンポジション・メディア・インフォテイメント・システム、グロスブラック・トリム、プッシュボタン・イグニッション付キーレスエントリーシステムが標準装備されます。

グレードは4種類、価格や約253万円~約330万円

パワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力176ps/最大トルク249Nmを発揮。トランスミッションは6速ATのみがラインナップされます。
価格帯については、SEクーペモデルが約253万円から、SEコンバーチブル・バリアントは約300万円から、そして上位グレードのSELクーペは286万円から、SELコンバーチブルは約330万円からとなっています。

☆★☆「ビートル」関連記事5選はコチラ!☆★☆

トランスフォーマーのスピンオフ作品「バンブルビー」のティーザー映像が公開。シボレー「カマロ」ではなくVW「ビートル」が主役だ【動画有】(2018/6/6投稿)
これは珍しい。VW「ビートル」+トレーラー(リヤウィング付)を車高短仕様にする猛者が登場【動画有】(2018/6/1投稿)
VW「ビートル」にクライスラー「PTクルーザー」の顔面移植した奇妙なカスタムモデルが販売中。価格は約84万円から(2018/1/11投稿)
【悲報】VW「ビートル」が生産中止の恐れ。併せて「シロッコ」も?(2017/5/6投稿)
サンドーム福井にて強烈カラーの「HARLEKIN(ハレキン)ビートル」を見てきた。もはや痛車レベル(2017/1/8投稿)

Reference:CARSCOOPS