好きな車に乗ることに障がいは関係ない。シボレー「コルベットC7」にスムーズに乗り、普通に操作する車いすの男性が話題に【動画有】

2020-05-26

体に障がいがあっても関係ない!そう思わせてくれる動画

脚に大きな障がいを持ち、歩行することが困難な男性がアメリカのスーパースポーツモデル・シボレー「コルベットC7」にスムーズに乗り、平然と運転していく姿が非常にカッコいいと話題に。
何とも過激なレッドのボディカラーに、ホイールもキャンディレッドにて仕上げられたカスタムモデル「コルベットC7」に近づいていくのは、レッドのパーカーを着た車いすの男性(よほど赤が好きなのでしょうね)。


まずは運転席に乗り込む。ここまでで既に2つのミッションを完了

車に近づき、手元にあるリモートコントロール式キーレススイッチにて、事前にキー解除+エンジン始動し、運転席のドアを開けます(効率も良く、相当に使い慣れていることがわかります)。

自身の腕の力で、車いすから「コルベットC7」の運転席へと移ります。
「コルベットC7」は、その特別なスポーツカースタイルでありながらも、実はサイドシルがそこまで太くなく、更にその位置が低いため乗降りは結構楽ちん。
こうした脚に障がいを持った方でもスムーズに乗降りができるように設計しているところに、シボレーの障がい者への気遣いが見られます。

さて、ここからどのように車いすを収納していくのか?
車いすを折りたたむにはちょっと大きすぎるし…トランクに積むには一人では難しい…そう考えていると…?!

知ってるか?車いすって、分解できるんだぜ!

何と、車いすのタイヤをいとも簡単に取り外していますね。
タイヤやシート等がアタッチメントタイプの車いすのため、収納はもちろんのこと、こうした車に一人で乗降りできるように設計された特別モデルとなっています。

両方の大口径タイヤを収納したら、後は本体をリヤスペースに積めて完了。
これであとは運転するだけ!

車両はもちろん、福祉車両専用モデルだ!

車に乗り込んで運転するまでの時間は僅か50秒程。
あまりにも効率的で無駄の無い操作に、「例え体に障がいがあっても関係なく、乗りたい車に乗ることができる!」ということを教えてくれる、勇気を与えてくれる動画となっていますね。
ちなみにこの「コルベットC7」は、福祉車両タイプに改造されたもので、足でアクセルやブレーキを操作するのではなく、手動だけで操作することが可能となっています。

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