フェラーリの最新SUVの名称は「Purosangue」で決定。イタリア語で「サラブレッド」、ハイブリッドも搭載だ!

2020-05-26

フェラーリの最新SUVは「Purosangue」

イタリアのスーパーカーメーカであるフェラーリのSUVモデルの名前が遂に発表。
その名も「Purosangue」で、イタリア語で「サラブレッド」を意味します。
この個体は、四輪駆動(AWD)とハイブリッドパワートレインを可能とし、フェラーリの新しいフロントマウントエンジンを搭載する、最新アーキテクチャを採用します。

フェラーリは今後、SUV(厳密にはクロスオーバー?)モデルとして、2022年末までにはプロダクションロードマップに基づいて販売していく予定となっています。
但し、フェラーリの新CEOであるルイス・キャリー・カミレリ氏は、他社と同じようにSUV呼ぶのは納得がしておらず、また新たなカテゴリ(っというか「GTC4ルッソ/FF」のようなGTタイプ?)が生み出されるかもしれません。

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「Purosague」の詳細を見てみよう

ルイスCEOは「Purosangue」についていくつかの詳細を説明しており、パワートレインは内燃機関(ガソリンのみ)かハイブリッドのいずれかを選択可能としました。
加えてボディは、フェラーリ初となる5ドアタイプで、クーペに似た形状が特徴となっています。
サイズについては、競合とするランボルギーニ「ウルス」程大きくは無いとのこと。

気になるエンジンですが、これはフロント・ミッド・エンジン・アーキテクチャの上に載せると思われ、フロントホイールよりも後方となります(レクサス「LFA」と同じフロントミドシップ)。
リヤには、デュアルクラッチギアボックスが搭載され、この設定により重量配分を提供し、プラットフォームは四輪駆動をサポートしつつ、ハイブリッドは後輪に電気的なブーストを加えることが可能となります。

フェラーリは今後、10,000台以上を販売していく

今回の最新モデルは、フェラーリが71年間築き上げてきたスーパースポーツブランドを大きく変えるターニングポイントになると考えられます。
ルイスCEOは、以前この世を去った前CEOのセルジオ・マルキオンネ氏が考えていた、中国を中心とした顧客の嗜好に対応するマシンの一つとして、この「Purosangue」が積極的にアピールされることとなります。
なお、このモデルの発表により、年間生産量を10,000台以上に上乗せする計画で、フェラーリの利益と販売を増やす方向性にて進めています(遂にフェラーリも台数を意識するようになったのね…シクシク)。

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Reference:motor1.com