これ本当に出すの?アルピーヌ「A110」をベースとした”日産版ミドシップスポーツ”が販売されるとの噂

2020-05-26

日産がまた何かやらかそうとしている

フランスのコンパクトスポーツカー・アルピーヌ・ジャポン「A110」が約20年ぶりに登場し、今週末9/22~9/23に東京の「六本木・泉ガーデンギャラリー」でも特別展示されますが、このモデルをベースにしたものが日産からも登場するかも?との噂が自動車ニュースサイト・Response経由にて浮上しています。


ってか何で日産とアルピーヌが関係あるの?

そもそも、アルピーヌと日産はどういう関係にあるの?という疑問があるかもしれませんが、アルピーヌ「A110」には、アルミ製プラットフォームを採用しており、極限まで軽量化を図ったボディ、そしてスポーツシートやアルミホイール、ブレーキシステムに至るまで全て専用設計が施され、ルノー・日産アライアンス開発の特別ユニットが搭載されるわけですが、この時点でアルピーヌとルノーとの直接的な関係性があり、両社共同にてチューニングカスタムが施されているのが「A110」となります。

従って、ルノー・日産アライアンス開発を進める上で、日産版「A110」が登場するのは決して不自然な流れではなく、過去30年以上前に日産はミドシップスポーツカー「MID4 Ⅱ」を公開しており、ミドシップのノウハウはもちろんのこと、スーパースポーツの開発スキルを十分に兼ね備えています。

そもそも売れるの日産?

もちろん、アルピーヌ「A110」の約790万円よりも低い価格設定にて攻めてくる可能性がありますが、果たしてこのモデルが日本国内にて人気を博するかについては一切不明。
「A110」のように日本での割当て台数が50台と、僅かながらの限定販売であれば、その希少性の高さと日産の品質をもって「ある程度売れるだろう」と見込めるものの、市販品としての販売であれば売るれかどうかは全く保証できないところですね。

改めて日産版「A110」の外観をチェックしていこう

今回、Responseが新たに公開されているレンダリング画像をチェックしていくと、フロントデザインには、日産の象徴ともいえるVモーショングリルが採用され、Vモーションフレームがそのままフロントヘッドライトのハウジング部にまで延長されていることが確認できます(スタイリング含め、どことなくプジョー「RCZ」にも似ている)。

しかも、フロントヘッドライトはメルセデスベンツの現在のデザイン言語にもなっている逆L字型を採用しており、引締まりと高級感を演出。
下周りには、カーボンファイバ調にデザインされたフロントスプリッターやサイドスカート(おそらくリヤディフューザーも)、そしてブラックペイント処理されたアルミホイール、ドアハンドルは「GT-R」にも採用のポップアップ式を採用しています。

搭載エンジンは不明ですが、「A110」がベースになっているのであれば、排気量1.8L 直列4気筒ターボエンジンが搭載され、最高出力200hp前後を発揮すると予想されています。

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