【朗報?】中国にて、アパートを購入すると無料でBMWが付いてくる。但し「3シリーズ/X1」のどちらか

2020-05-26

今なら家を購入すると、もれなくBMWが付いてくる

世界トップクラスの自動車市場ともいえる中国では、住宅やアパートなどの市場も活発化しているものの、最近ではその勢いが無くなりつつあるとのこと。
中国・上海ではそんな勢いを取り戻すために、アパートやタウンハウスを購入する人を対象に、無料にてBMWを提供するサービスを実施しています。


ただし、マンションや住宅の金額はとてつもなく高い

海外情報誌・ビジネスタイムズによると、中国のShekou Industrial Zone Holdings Coの説明では、取扱っている350件の内の25件のマンション(どれも6,000万円以上のマンションばかり…)がサービスの対象になっていて、そのマンションを契約するとBMW「3シリーズ/X1」のいずれかが無料にて提供されるとのこと。

中国といえば、2015年に株式バブルが崩壊してから、金融規制と大規模な資金供給などによって乗り切るも、その一方でダブついたマネーが不動産バブルを引き起こし、今現在では高すぎる不動産価格と、異常なまでに多すぎる不動産建設計画が大きな問題となっています。
そういったこともあってか、中国の不動産市場は供給過剰の状態が依然として続いており、「鬼城」と呼ばれるゴーストタウンがありとあらゆるところに存在しているのだとか。

こうした問題を解決すべく、”あくまでも一つの対策”として、上のように中国のBMWと提携を組み、マンションや住宅を購入するユーザーに対して無料で進呈をするサービスが行われているとのこと。

なお、こういった特別なサービスというのは、中国では当たり前のように行われているらしく、マンションや住宅を購入した際に、自動車以外にも旅行チケットや割引といったサービスを充実化させることで顧客との信頼性を高めていく活動が盛んになっています。

何やかんやで自動車市場も減速気味

ちなみに、初めに記載した”中国は世界トップクラスの自動車市場”とありましたが、自動車の需要も実は減速していく恐れがあり、2017年には2,880万台が中国にて販売され、依然として世界一の自動車市場としているものの、2016年に比べたら僅か3%しか伸びておらず、その成長率は極端に低くなっています。

加速化するEV自動車の市販化の一方で、価格帯もどんどんと上がっている中国では、やはりその販売台数も少なくなっており、2018年の販売台数が2017年よりも低くなる可能性が見えてきています。そのためもあってか、住宅やアパート市場の活性化を取り戻す対策の一つに、自動車市場の活性化も兼ねているのかもしれません。

Reference:motor1.com