フィアット「アバルト・124GT」が限定発売。生産台数僅か50台、トップルーフは豪華なカーボンファイバ製、価格は約500万円から

2020-05-26

突如として「アバルト・124GT」が登場

フィアット「アバルト・124スパイダー」をベースにしたハードコアモデル「アバルト・124GT」が世界初公開されました。
今回公開されたモデルは、3種類のボディカラー(Portogallo 1974 Grey/San Maino 1972 Black/Turini 1975 White)、価格帯にして約500万円と意外にも高額で、生産台数は僅か50台に限定されています。


ルーフはまさかのカーボンファイバ製

この限定版「アバルト・124GT」は、トップには何とも贅沢なカーボンファイバルーフと17インチのOZ超軽量合金ホイール、BOSEサウンドシステム、雨滴・夕暮れ感知センサ、リヤパーキングセンサ、アダプティブフロントLEDヘッドライトが標準装備されます。

特にその中でも注目すべきは、豪華なカーボンファイバ製トップルーフで、こちらは約16kgと非常に軽量で手動脱着式を採用し、コンパクトでスポーティなグランドツアラータイプからコンバーチブルモデルへと移行することが可能で、仮にトップルーフを外しても、前後重量配分は50:50を維持することが可能とのこと。
また、リヤウィンドウ用の効率的なデフロスターも付属しています。

機能性も大幅に改善

他の機能性については、メカニカルセルフロックディファレンシャルが含まれ、けん引力が向上していますが、レコードモンツァエキゾーストシステムによって、認識可能なアバースサウンドが取得できます。

パワートレインについては、排気量1.4L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力170ps/最大トルク250Nmを発揮。
パフォーマンスとしては、トランスミッションがマニュアルである場合は、0-100km/hの加速時間が6.8秒、最高時速は231km/hにまで到達し、6速ATであれば、0-100km/h加速時間が6.9秒、最高時速は228km/hまでと若干スペックダウンとなります。

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Reference:CARSCOOPS