フェラーリ製V12エンジンを搭載したF1のレプリカを作る一般人が登場。しかもオークションにて7,700万円にて販売する模様

2020-05-26

一般人が完全オリジナルのF1を製作

オーストラリアにて、フェラーリをこよなく愛する一般人のZac Mihajlovic氏が、本物のフェラーリ製エンジンを搭載したレプリカモデルのF1カーを製造することを決意。
彼は、最も親しみのあるオートバイビルダーのScotty Coxからの助けを借りてF1カーの製作に取り掛かってきましたが、その製作期間はかなり長期ともいえる約2年間。完成目標は今年2018年の12月を予定しています。


搭載エンジンは、フェラーリ「F12」にも搭載のV12

Zac Mihajlovicは、過去に1989年式のバットモービルを製造したことがあり、その完成度の高さが評価され、数多くのユーザーから製造依頼を受けますが、公道にて走行できないといった問題を受けて政策を拒否していた模様。

今回は、Zac Mihajlovic氏がどうしても作りたかったというV12エンジン登載モデルということで、イギリスにある「F12ベルリネッタ」に搭載の排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを独自のルートから調達し、その周りにはオールアルミ製のボディを採用し、油圧リフトシステムが取り付けられています。
更にはトランスミッション等を担当したAlvbinsが、トランクアクスル6速トランスミッションを製造し、オリジナルF1に搭載。

ほぼ完成形にまでたどり着いたこのレプリカタイプのF1ですが、後は外観の調整を行えば完成とのこと。
なお、この個体は年末に開催されるオークションにて出品されるとのことで、希望する落札価格は約7,700万円と非常に高額。
ただ、先にも記載した通り彼は別のユーザーからオリジナルカーの製作依頼を受けるほど人気ある一般人のため、今回出品するレプリカタイプのF1カーもそれなりの価格にて落札されるのではないかと期待されています。

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Reference:CARSCOOPS