もはや相場がカオス状態。3億円も値下がりして、今度は2.5億円も値上がりしたランボルギーニ「ヴェネーノ」が販売中

2020-05-26

転売地獄を受ける「ヴェネーノ」。今度はとんでもない価格にて販売

ランボルギーニが世界限定4台のみ(その内の一台はランボルギーニ・ミュージアムにて”プロトタイプモデル”として展示)販売した究極の特別モデル「ヴェネーノ・クーペ」がまたもや中古車市場にて登場。
「ヴェネーノ」は、同社フラッグシップモデル「アヴェンタドールLP700-4」をベースにしたV型12気筒ミドシップレイアウトモデルで、その常軌を逸したデザインはまさにステルス戦闘機レベルとなります。


ところで「ヴェネーノ」ってどんなモデルなの?

「ヴェネーノ」は、ランボルギーニが代々引き継いできた闘牛の名前に因むものでもあり、更にはスペイン語で”毒”を意味する危険な一台でもあります。
パワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力750ps/最大トルク690Nmと「アヴェンタドールSV」と同じスペックを持ちます。

見た目もスペックも価格も…すべてがぶっ飛んだ一台

そんな見た目もスペックもぶっ飛んでいる「ヴェネーノ」は、実は新車販売価格も約4億円と異常な設定値となっており、初めて中古車市場に登場した際も約11億円(新車よりも2.75倍高い)にて販売されました。

しかしながら、今年の8月末に改めて中古車市場に登場した際には、約8億円と3億円も値下がりするという事態となりましたが、今回その個体を購入したオーナーが1か月も経たずして売却し、改めて中古車市場にて販売されている価格は、何と2.5億円値上がりの10.5億円という金額に。
金額のアップダウンが激しすぎる「ヴェネーノ」ですが、元々は2回目の中古車市場にて登場したときには、あまりにも高額すぎて売れなかったため、買取値に近い価格にて販売したことが大きな転機だったのかもしれません。

今後も転売地獄が続きそうな「ヴェネーノ」

その結果、8億円にて購入したオーナーはかなり得をして売却したことになり、走行距離も一切走らせていないままとなる180km。
折角の限定モデルなのに、走らせないまま転売の闇へと身をひそめる運命となった「ヴェネーノ」ですが、今後この個体がどのオーナーのもとに行くかは今のところ不明となっています。

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Reference:CARSCOOPS