メルセデスベンツAMG「One」の詳細スペックが遂に明らかに。あの不動産王も契約の瞬間を公開【動画有】
遂にAMG「One」の詳細スペックが明らかに
先日、正式名称が発表された世界限定275台のみ販売されたハイブリッドハイパーカー・メルセデスベンツAMG「One(ワン)」。
この個体の詳細スペックが、最重要顧客のためにドイツ・ミュンヘンのモバイルショールームでのプライベートイベントにて正式に発表されたことがわかりました。
本イベントでは、ただ単に「One」の量産モデルが発表されただけでなく、様々なオプションやデジタルコンフィギュレータによって具体的な完成図をイメージさせることと、その場にて事前に予約されていたオーナーとの本契約を果たすために開催されました。
早速「One」のスペックを確認していこう
さて、最も気になるであろう「One」のスペックについてですが、パワートレインはF1技術のノウハウを活かした排気量1.6L V型6気筒ツインターボエンジン＋4基の電動モータを搭載するPHV(プラグインハイブリッド)モデルで、システム総出力は1,000hp／11,000rpmを発揮。
パフォーマンスについては、0-100km/hの加速時間は2.6秒、0-200km/hの加速時間は6.0秒、バッテリのみでの最大航続可能距離は25km、最高時速は350km/hにまで到達、車体重量は1,400kgとなります。
外観も確認していこう
フロントエンドはこんな感じ。
コンセプトモデルとして登場した「Project One(プロジェクト・ワン)」とほとんど変わらないスタイリングですが、フロントフェンダーに設けられた特殊なダクトが何とも印象的。
最大限の冷却効果を高めるためのダクトだと思われます。
ちなみにドアは、マクラーレン「P1／720S／600LT」やBMW「i8」と同じバタフライ・ドアを採用しています。
リヤデザインもほぼコンセプトモデルと同じといっても良さそうですね。
三眼式のOLEDリヤテールライトに加えて、その直下にはダミータイプのダクト、カーボンファイバ製リヤディフューザー、カーボンファイバチップを採用したリヤエキゾーストパイプがインストールされています。
インテリアは完全にレーシング仕様
インテリアはこんな感じ。
まさしくレーシング仕様のステアリングに加えて、ボタン関係はほとんどステアリング上部に集約されていますね。
これは、レーサーなどがドライビングに集中するために、センターコンソールやダッシュボードにボタン類を設けずに、ステアリングに集約することで視点をほぼ変えずに操作できることを考慮しているためと言われています。
あの不動産王ももちろんオーダー済み
ちなみに、こちらのオーナーはケーニグセグ「アゲーラRS・フェニックス」やブガッティ「ヴェイロン」等のワンオフモデルばかりを所有する不動産王のManny Khoshbin氏。
現在はマクラーレン「スピードテール」もオーダー済みです。
▽▼▽関連記事▽▼▽
https://creative311.com/?p=45385彼もまた「One」を真っ先にオーダーしたオーナーの一人で、今回契約した瞬間の画像と動画をインスタグラムにて公開していますね(以下が契約の瞬間をポストした彼のインスタグラム)。
以下は、Manny Khoshbin氏がデジタルコンフィギュレータにてボディカラーなどを設定しているシーン。
【Mercedes-AMG Project ONE becomes Mercedes-AMG ONE】
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Reference：CARSCOOPS