アストンマーティン「ヴァンテージGT3」が10月にニュルデビューへ。ただし開発は未完の状態

2020-05-26

新型「ヴァンテージGT3」がいよいよデビュー

アストンマーティンのエントリーレーシングモデル「ヴァンテージGT3」が、10月6日よりドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにて行われるVLNエンデュランス・チャンピオンシップの第8ラウンドにてデビューすることがわかりました。


未完の状態ではあるも、サーキット参加で更に高みを目指す

今回デビューすることが確定した「ヴァンテージGT3」は、2019年3月まで公認されないモデルで、しかも開発未完のまま。
競争条件における性能と耐久性がどこまでクリアになっているかはわかりませんが、とりあえず10月6日に向けてぎりぎりまで調整は行われる模様。

今回登場する「ヴァンテージGT3」は、新型の「ヴァンテージ」がベースとなっており、「V12ヴァンテージGT3」の置き換えにもなります。
車両は、「ヴァンテージGTE」と同じコンポーネントを利用し、エンジンは排気量4.0L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載します。

2名のレジェンドドライバを起用

「ヴァンテージGT3」のパイロットには、ル・マンのクラス優勝者であるダレン・ターナー氏と、ニュルブルクリンク24時間耐久レース優勝者のマキシム・マーティン氏が選出されています。

なお、今回のレースに関してダレン・ターナー氏は「ニュルブルクリンクにて新型ヴァンテージGT3を走らせることは非常に光栄なことです。ニュルはGTレースの聖地のようなものなので、新しいプログラムの始まりには本当に特別な舞台となっています。ヴァンテージGT3の限界領域を突き止め、更なる可能性の拡大に向けて努力していく」とコメントしています。

☆★☆関連記事5選はコチラ!☆★☆

ル・マンにて、アストンマーティン「ヴァンテージGT3/GT4」デビュー。500馬力以上のスーパースポーツ(2018/6/18投稿)
アストンマーティン「ヴァンテージGT3」のティーザー画像が公開。GT4もやってくるぞ!(2018/5/5投稿)
アストンマーティン「ヴァルカン」がル・マン耐久レースのアストンマーティン・フェスティバルにてデビュー(2018/5/20投稿)
アストンマーティンがニュルブルクリンクにて新たなAMRパフォーマンスセンターをオープン。10年前から既にテストセンターを開設済(2018/5/14投稿)
アストンマーティン「DB11 AMR」登場。世界限定100台のみ、エンジン出力630馬力、0-100km/hの加速時間は3.7秒(2018/5/12投稿)

Reference:CARSCOOPS