レクサス・新型「RC」がパリにてデビュー。「LC」を取り入れた美しいデザイン、「RC F」は2019年1月にデビュー予定

2020-05-26

遂にマイナーチェンジ版「RC」がパリデビュー

レクサスは、8月末に2ドアスポーツクーペモデル「RC」のマイナーチェンジ版を発表しましたが、この度本日より開催のパリモーターショー2018にて正式にデビューしました。
今回、パリモーターショー2018にて登場した個体は、ラディアントレッドコントラストレイヤリングと呼ばれる有償オプションカラーにて身を纏って登場。
このボディカラーは、2014年に「RC」を販売スタートしてから、初めて採用した特別なレッドカラーとなりますね。


改めて新型「RC」を見ていこう

さて、今回パリデビューした新型「RC」を改めて確認していくと、大きく変化したポイントはフロントヘッドライトかと思われます。
これまでは、デルタ式の配列であった小型三眼LEDヘッドライトから、レクサスとしては初の縦方向に配列し、更にはL字型のLEDデイタイムランニングライトを独立タイプから、「LC」のデザインを引き継いだシームレスタイプ&ハウジング一体型を採用しています。

スピンドルグリルはグレード共通のメッシュパターンに

フロントのスピンドルグリルについては、「LC/LS/CT」同様にグレード関係なくメッシュグリルを採用しています。
なお、レクサスによれば、今回のマイナーチェンジによりフロントバンパーのコーナーサイドに向かって配置された新たなエアダクトは、デザイン上の関係で配置したわけではなく、より高いスピードでの安定性を向上させるために設けたとのこと。

サイドのスタイリングはこんな感じ。
ボディラインには、特にこれといった大きな変化は無さそうですね。

リヤデザインはこんな感じ。
リヤアンダーのディフューザーも、ほんの少しだけ改良が加えられているとのこと。

リヤテールランプについても、L字型の部分がより太くて顕著で、グラフィック感を醸し出したデザインとなっています。

インテリアはよりスポーティに

インテリアはこんな感じ。
上のインテリア画像はF SPORTグレード専用となりますが、今回のマイナーチェンジにより、マスタードイエローとブラックのツートンデザインや「LC」でも選択できるオーカーが新しく採用されました。
これらを含めて、F SPORTでは7種類のインテリアコンビネーションと、11種類のボディカラーが選択可能となります。

気になるパワートレインについては、改良が施された排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン搭載の「RC300」と、排気量2.4L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モータのハイブリッド搭載型「RC300h」、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン搭載の「RC350」がラインナップ予定となっています。
機能性においては、より活発な加速を実現するスロットルレスポンスを改善し、より剛性の高いブッシュにてサスペンションを微調整することで、新しいショックアブソーバを実現しています。

なお、今回のマイナーチェンジモデルの「RC」が登場するということは、必然的に最上位グレードの「RC F」もマイナーチェンジを施すことになり、これについては11月のロサンゼルスオートショー2018、もしくは来年1月開催のデトロイトモーターショー2019にて世界初公開予定となっています。

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Reference:motor1.com