メルセデスベンツ・新型「Bクラス」が遂にパリデビュー。「Sクラス」の半自律機能も備えた全く新しいコンパクトモデルに【動画有】

2018-10-032020-05-26

遂に新型「Bクラス」がパリデビュー

先日より開催中のパリモーターショー2018にて、メルセデスベンツのコンパクト・ビークル・ファミリーモデル・新型「Bクラス」が世界初公開されました。

今回発表された新型「Bクラス」は、BMW「2シリーズ・アクティブ・グランドツアラー」を競合モデルとしつつも、メルセデスベンツの最新設計言語を搭載した全く新しいミニバンルックで、オーバーハングを短くし、ルーフラインは低く、そして筋肉質でスタイリッシュなボディを実現しました。

他のモデルとは全く異なる最新言語を採用

フロントデザインを確認していくと、新型「Aクラス」の逆L字型とは異なるLEDデイタイムランニングライトをセットし、オプションとなるLEDヘッドライトやAMGチックなメッシュパターンを採用したフロントグリル、ダブルフラットバーを採用することで、スポーティルックと引締りを表現しています。

サイドから見てみるとこんな感じ。
フロントボンネットからAピラーにかけて滑らかに傾斜し、そのままリヤハッチにかけてなだらかに下っていくルーフラインが何とも美しいですね。
ちなみに、大型化しているルーフスポイラーが標準にて装着され、足元には16インチ～19インチまで選択可能なアルミホイールもラインナップしています。

リヤデザインはもはやベンツではない新規性

リヤデザインに至っては、「これベンツなの？」と疑ってしまう程の変貌っぷり。
大きな変貌を遂げたリヤテールランプもそうですが、斜め後ろから見たスタイリングはハッチバックにも見えれば、ミニバンやステーションワゴンといった様々なスタイリングに適した新しいカテゴリ。やはりファミリーモデルということもあって、他のモデルとは全く異なる風格を持ちますね。
なお、新型「Bクラス」はクラス最高の空力特性を持ち、風切り音等の低減も実現しているとのこと。

インテリアについては、新型「Aクラス」に比べて90mm高い位置にて座ることに。
ダッシュボードパネルには、デュアルスクリーンレイアウトや5つの丸い通気口、アンビエントライトが標準装備されています。

なお、今回の新型「Bクラス」は、フットプリントサイズが僅かに大きくなり、ホイールベースは30mm延長、フロントエルボー幅、リヤヘッドルーム、レッグルームのスペースも大きく確保されています。
トランクルームについては、リヤシートを全て倒さなければ455～705Lの収容スペースを確保でき、リヤシートを全て倒すと1,540Lも収納可能となります。

その他には、オプションにて、マッサージ機能やシートヒータ等も準備しますが、「Sクラス」にも搭載のいくつかの機能も採用されているとのことです。