フェラーリ「モンツァSP1/SP2」がパリデビュー。詳細スペックがようやく明らかに【動画有】

2020-05-26

「モンツァSP1/SP2」がパリデビュー

先日より開催中のパリモーターショー2018にて、フェラーリが最重要顧客向けにプライベートイベントにて先行公開した最上位Iconaブランド第一弾「モンツァ(Monza)SP1/SP2」を世界初公開しました。

これらの個体は、1950年代に登場したフェラーリ「750モンツァ/860モンツァ」のバルケッタスタイルからインスパイアされたもので、「モンツァSP1」はシングルシータ、「モンツァSP2」はツーシータというシートレイアウトとなります。


フェラーリ史上最強のエンジンとパワーを発生

いずれの個体も、「812スーパーファスト」に採用されたフェラーリ史上最も強力ともいえる排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力810ps/8,500rpm、最大トルク719Nm/7,000rpmを発揮します。
パフォーマンスとしては、「モンツァSP1/SP2」共通で0-100km/hの加速時間2.9秒、0-200km/hの加速時間は7.9秒と驚異的な加速力を発揮し、最高時速は300km/hを超えるとのこと。

これらの個体は、カーボンファイバ素材を大量に使用しているため、車体重量は「モンツァSP1」は1,500kg、「モンツァSP2」は1,520kgととにかく軽いです。
もちろん、重量に大きく影響するであろうフロントガラス等を装着していないことも起因していますが、V12エンジンを搭載してのこの重量はかなりの軽量化を施したのだと思われます。

気になる「SP1/SP2」の詳細スペックはこれだ!

なお、今回のパリモーターショー2018にて明らかとなった「モンツァSP1/SP2」の詳細スペックは以下の通り。

【モンツァSP1/SP2・スペック】
[エンジン]
○排気量6.5L 65度V型12気筒自然吸気エンジン
●ボア94mm×ストローク78mm
○最高出力810ps/8,500rpm
●最大トルク719Nm/7,000rpm
○エンジンスピード・レッドゾーン8,900rpm
●圧縮比13.6:1
○トランスミッション:F1 7速デュアルクラッチトランスミッション

[主要緒元]
○全長4,657mm×全幅1,996mm×全高1,155mm
●ホイールベース2,720mm
○フロントトラック1,688mm/リヤトラック1,678mm
●乾燥重量:1,500kg(SP1)/1,520kg(SP2)

[タイヤ・ブレーキ]
○フロント:275/30ZR 21インチ 10j
●リヤ:315/20ZR 20イン 11.5j
○フロントブレーキ:398mm×38mm
●リヤブレーキ:360mm×32mm

[パフォーマンス]
○0-100km/h:2.9秒
●0-200km/h:7.9秒
○100-0km/h:32m

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Reference:CARSCOOPS