ちょっと訳あり?公道仕様に改造したランボルギーニのレーシングモデル「ウラカン・スーパートロフェオ」が約2,050万円にて販売中

2020-05-26

新車価格よりも約2分の1にて購入できる「ウラカン・スーパートロフェオ」

ランボルギーニのレーシングモデル「ウラカン・スーパートロフェオ」を公道仕様に改造したモデルが、海外のランボルギーニ・ディーラであるランボルギーニ・パームビーチにて販売中。

レーシングモデルといえば、フェラーリ「FXX-K」やポルシェの新型「935クラブスポーツ」といった億レベルの個体が当たり前のようにラインナップしていますが、今回販売されているのは、2016年に生産されレーシングブルの車内レースシリーズにて競うために作られた希少な個体。
新車販売価格では、約3,400万円であるにも関わらず、今回の中古車モデルは約2,050万円という破格の値段にて販売されています。


気になる「ウラカン・スーパートロフェオ」をチェックしてみよう

 

この「ウラカン・スーパートロフェオ」は、エントリーモデルとなる「ウラカン」がベースとなっていて、パワートレインは排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力612hp/最大トルク570Nmを発揮します。
駆動方式は四輪駆動(AWD)ではなく、過激ともいえる後輪駆動(MR)で、トランスミッションは6速シーケンシャルギヤボックスを搭載します。

外観を見ていくと、フロントからサイド、リヤにかけて過激かつ巨大なエアロキットが装着され、足元もセンターロック式のサーキット向けのタイヤ&ホイールをセットしています。

なぜ新車価格の約半額にて購入できるのか?

なお、オプション内容も相当に充実しているとの情報もありますが、なぜこれだけ安い価格にて購入できるかというと、ランボルギーニ・パームビーチによれば、この個体を相当に酷使させたことが大きな要因になっているとのこと。
走行距離も約1.6万km走行済みですし、ボディもそこそこキズが付き、足回りや油圧も若干影響していることもあってこの価格に設定されたと言われています。

もちろん、公道走行可能ということもあるので、車高も調整は可能なのですが、ブレーキ関係に何かしらの不具合があるかもしれないことを考慮すると、容易に走らせるには危険ですし、購入後には即メンテナンスが必要となる一台だと考えると、新車価格以上に相当なメンテナンス費用がかかる一台かもしれません(保証適用外でもあるので、維持するにはかなりのリスクと覚悟が必要)。

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Reference:CARSCOOPS