アウディ・次期「A6オールロード」の開発車両をキャッチ。マイルドハイブリッド搭載で「A6アヴァント」同様にスポーツディファレンシャルの標準装備に期待

2020-05-26

ほぼ完成系の「A6オールロード」の開発車両をキャッチ

アウディの次期ステーションワゴンモデルとなる「A6オールロード」と思われる開発車両をキャッチ。
今年6月にも一度だけ目撃されている「A6オールロード」ですが、そのときよりもカモフラージュ部分は一気に少なり、全体的なデザインもある程度把握できるようになっていることから、最終生産形態へと近づいていることがわかりますね。


若干クロスオーバー風にも見えるオールロード

今回目撃されている開発車両は、これまでとは異なるデザインのブラックペイント処理されたダブル5スポークアルミホイールや、アヴァントとは共通したパーツやスタイリングは持ちながらも、若干ながらジャッキアップしたかのような背丈が印象的(何かクロスオーバーっぽい)で、駆動方式も四輪駆動(Quattro)を標準的に採用しています。

室内をしっかりと確認することはできませんが、2列5座席レイアウトを取り入れ、トランク部分には実用性を考慮して565L収容可能にしているのだとか。
なお、リヤシートを前方に倒せば、最大1,680L以上収容を可能とします。

エンジンは安定のマイルドハイブリッド搭載へ

エンジンは、エントリーグレードで排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載することが予想されていますが、基本的にすべてのエンジンラインナップには7速ATとマイルドハイブリッドシステムを標準装備する予定で、競合モデルとなるボルボ「V90クロスカントリー」やメルセデスベンツ「Eクラス・オールテレーン」を圧倒するパフォーマンスを発揮していくとのこと。

なお、同社新型「A6アヴァント」では、オプションにてスポーツディファレンシャルが装備可能となり、コーナリング中に後輪間にて動力伝達が可能となりますが、「A6オールロード」では標準装備されることが期待されています。
なお、マイルドハイブリッドとは言いつつも、エンジンが停止した状態でも、最高160km/hまでであればモータだけで走行することが可能とも言われています。

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Reference:motor1.com