ホンダ「NSX GT3 Evo」が公開。より高いトップスピードに加えて品質も向上、それなのにランニングコストも抑えている?!

2020-05-26

「NSX GT3 Evo」が遂に登場

ホンダ/アキュラの2019年レーシングモデルとなるハードコアタイプ「NSX GT3 Evo」が遂に登場。
シーズンレース前に登場したこの個体は、大幅にアップデートされたとして、その内容としては(具体的な数字は言及していないものの)トップスピード向上のために抗力係数を低く設定し、アンダー・メカニカルパーツの冷却改善、バランスとドライバビリティhs向上された高品質設計が施されているとのこと。


品質向上だけでなくランニングコストも抑えた理想的なモデル

エンジンのターボチャージャーも新型ということで、耐久レースの重要な要素であるスロットルレスポンと燃費を向上させることを約束するとのこと。
その他には、アンチロックブレーキも新型で、インテリア・エレクトロニクスと同様に性能が向上し、ランニングコストも下げられているとのこと。

今回の新型「NSX GT3 Evo」に関して、ホンダモータースポーツのゼネラルマネージャーである山本氏は、「NSX GT3 Evoの仕様をある程度発表できたのは非常に喜ばしいことである。この車は既に最も権威のあるGT3シリーズの一部で優勝していますが、当社は絶えず製品を改良し、お客様に最高の危機とサポートを提供していきたいと思います。」とコメント。

なお、この個体のエンジンとシャシーは、オハイオ州のストリートバージョンのものと並んで設計され、イタリアのJAS Motorspotによる競争義務を果たしているとのこと。
これまでのところ、Pirelli World ChallengeとIMSA WeatherTech SportsCar ChampionshipのGTDクラスにてレースを獲得していますが、今回の改良モデルによって、更なるタイトル獲得と、世界中のレースシリーズにてチャンピオンシップタイトルに挑戦していく予定となっています。

☆★☆関連記事3選はコチラ!☆★☆

ホンダ「NSXタイプR」の予想レンダリングが公開。発売は2020年が有力、ノンハイブリッド&価格は3,000万円超え?(2018/5/10投稿)
ホンダのベイビーNSX「スポーツ・ヴィジョングランツーリスモ」が登場。車体重量899kg、400馬力以上を発揮(2017/11/11投稿)
ホンダのレーシングモデル「NSX GT3」が登場。フルカーボンで6,500万円以上(2017/7/29投稿)

Reference:CARSCOOPS