テックアートがポルシェ「911(991.2)GT3RS」専用カーボンスポーツパッケージを公開。とりあえず黒いところはほとんどカーボン、もちろんお高いんでしょ~?

2020-05-26

カーボンをフル活用した「911GT3RS」が公開

ポルシェを専門とするチューナーのテックアートが、ポルシェのハイパフォーマンスモデルでマイナーチェンジモデルでもある「911(991.2)GT3RS」専用のカーボンスポーツパッケージ(Carbon Sports Package)を世界初公開しました。
今回公開された専用パッケージ搭載のカスタムモデルは、カーボンをここぞとばかりに使用し、ボディカラーには何ともド派手なリザード・グリーンを採用しています。


カーボンはグロス系やマット系から選択が可能

フロントフェイスには、一部「911GT2RS」にも採用のフロントエアダクトや軽量ドアパネルを取り入れ、オプションに応じてマット系やグロス系といったカーボンの種類が選択可能となり、更には半透明のクリアコートを使用したカラーマッチングも対応しているとのこと。
パワートレインはマイナーチェンジ後となる排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力520psを発揮します。

今回発表のカーボンスポーツパッケージの内容としては、エアロ・フロント・フードやルーフ・スポイラー、リヤウィング・パネル、リヤスポイラー・ウィングレット、NACAエアインテーク等は全てカーボンファイバを採用。

その他のフロントスポイラーやエアブレード、フロント・エア・アウトレットルーバー、サイド吸気トリム、サイドスカート、リヤ・リッド・カバー、スポーツデザインミラー、ウィンドウ・トライアングル、リヤディフューザー、リヤエプロン・シャフトパネルには、カーボンコーティングが施されているとのこと。

カーボンスポーツパッケージで有りながらも、パーツ単体にて販売

なお、これだけ豪華なカーボン仕上げとなるカーボンスポーツパッケージは、全てをセットした価格帯ではなく、パーツ単体での価格となります。
その一部としては、カーボンフロントフードが約87万円、フロントエアアウトレットが約19万円、フロントスポイラーが約36万円、リヤディフューザーが約21万円と、とにかく単価が高額になるため、約2,200万円の「911GT3RS」に今回の専用カスタムをフル装備すれば、もしかすると約1,000万円近くまでカーボンパーツ費用が発生するかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS