エンジンサウンドが…フェラーリの次期V6ハイブリッドモデルがフィオラノサーキットにてテスト走行【動画有】

2020-05-26

フェラーリのV6+ハイブリッドモデルがテスト走行実施中

フェラーリは現在、将来のラインナップモデルのほとんどをハイブリッド化するために開発が進められていますが、排ガスの低減とオールエレクトリック化に向けての初期段階としてプラグインハイブリッド(PHV)技術の展開も視野に入れていますが、今回はその技術を搭載したプロトタイプモデルのテスト走行がモンツァサーキットにて行われています。


改めてフェラーリは時代の流れに変化せざるを得ない

今回目撃されている個体は、おそらく「488GTB」の後継モデルに値するV型6気筒ツインターボエンジンと電気モータを搭載したハイブリッドモデルかと思われますが、そのカモフラージュは初期のシボレー「コルベットC8」並に分厚く、どのようなデザインにて登場してくるのか全く分からない状態であることがわかります。

実際に以下の動画にて、その走行シーンを確認することができますが、最初の走りだしは全くの無音であることから、モータで走行していることが確認できるものの、直線に入ってアクセルを踏み込んだ途端、その野太いエキゾーストサウンドが鳴り響いていることが確認できます。
ただ、そのサウンドは昔ながらの甲高いものではなく、ターボならではの重低音で、過去のフェラーリのイメージを完全に崩壊させるほどのショックを受ける動画でもあります。

なお、このV6ハイブリッドモデルを将来的に販売することに加え、フェラーリの新CEOであるルイス・カミレリ氏は、2022年までに15車種の新型モデルをラインナップする計画を持っており、更には1台辺りの利益率も30%→38%へとアップする計画を立てている模様。
この時点で、フェラーリは「台数を売って利益を得る」という昔には無かった経営方針を全面的に押し出していくことが容易に想像できますね。

【IS THIS THE NEW HYBRID FERRARI EVERYONE ‘S TALKING ? V6 488 WITH KERS AT FIORANO】

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Reference:autoevolution