ARESデザインがフェラーリ「GTC4ルッソ」ベースにしたコーチビルドモデル・現代版「412」の完成イメージ図が遂に完成

2020-05-26

フェラーリ「412」の復活モデルが遂に完成

イタリアのコーチビルダー・ARES Design(アレス・デザイン)が、1985年~1989年に製造されたフェラーリ「412」のデザインをモチーフにし、エンジンは「GTC4ルッソ」をベースに製造した特別モデルを公開しました。
この特別モデルは、過去と現代を融合させた2+2シータの実用性に加えて、2ドアのスタイリッシュなシューティングブレーキ風のスタイリングを採用しています。

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外観は基本的に「412」

外装には多くのカーボンファイバパーツを採用し、レトロな雰囲気を醸し出すスター形状ホイール、シャープ且つ滑らかなボディライン、そして通気口のあるフードやポップアップヘッドライトに加えて、「GTC4ルッソ」をイメージしたフロントグリルとテールライトパターンを採用しています。

インテリアは非常に現代的

ダッシュボードは綺麗に改装され、ブラックとブラウンのバイカラーレザーにホワイトのコントラストステッチ、円形のステアリングホイールを装備します。

なお、パワートレインについては上記の通り「GTC4ルッソ」がベースとなっているため、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力690ps/最大トルク697Nmを発揮。
パフォーマンスについては、0-100km/hの加速時間が3.4秒、最高時速は335km/hにまで到達します。

車両本体価格は約9,000万円と「GTC4ルッソ」の約3,500万円の2倍以上となるボッタクリ価格ととなりますが、販売台数等は全くの未定。
コーチビルドモデルに対して、本当にその価格を支払うだけの価値があるかは不明(っというかオーダーが入っているかも不明)ですが、以前に発表された、デ・トマソ「パンテーラ」の復活モデル「プロジェクト・パンサー」も約1億円と非常に高額であり完売もしているため、やはりそれだけ価値のあるモデルと判断しても良いのかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS