これってどうなの?ミニバンの市販化が噂されるレクサス。とりあえずミニバンモデルのレンダリングを作ってみた

2020-05-26

早速レクサスのミニバン予想レンダリングが登場

先日、ミニバンモデルの需要が高いフィリピンにおいて、レクサス・マニラのRaymond Rodriguez氏が、「レクサスのミニバンモデルが登場するのは時間の問題だ」と説明していましたが、早速同氏が説明した情報をもとにミニバンモデルにレクサスのデザインを取り込んでみたら?というレンダリングが公開されています。

今回レンダリングを担当したのは、自動車ニュースサイトmotor1.comのデザイン編集者で、スタイルデザインはトヨタ「アルファード」であるのに対し、フロントエンドや足回り、各種パーツ類はレクサス「LX570」を大きく取り込んでいますね。

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フロントはただの「LX570」

まずはフロントエンドをチェックしていきましょう。
これだけ見てみると、完全に「LX570」のフロントマスクをそのまま移植しただけになるのですが、肝心なのはミニバン特有のフロントの出っ張りの無さと、大口化されたスピンドルグリルと鋭さを際立たせたL字型のアローヘッド付三眼LEDフロントヘッドライトを収容できるだけの面積が確保されるのか?というところ。

今回のレンダリングでは、「アルファード」のフロントマスクから、「LX570」を縮小等して移植しているだけだと思いますが、実際にレクサスのシンボルデザインを取り入れるとなると、そのデザイン開発だけでも半年以上の期間を要する可能性があるんですよね(実際に「LS/LC/LX」もスピンドルグリルをデザインするのに半年~1年かかっている)。
どうしてもノッペリとしたフロントフェイスの印象を持つミニバンに対し、立体感を重要とするレクサスのデザインを取り入れることができるのかは、正直気になるところではあります。

足元はスポーティさよりもエレガンス?

足元のホイールも「LX570」のマルチスポークタイプのアルミホイールを装着していますが、やはりラグジュアリーを謳うだけあって足元を疎かにすることはできないでしょう。
こういった攻撃的且つエレガンスさを兼ね備えたデザインのアルミホイールを装着するのは非常にグッドだと思います。

フロントサイドウィンドウ周りやドアハンドルには、高級感を演出するためにメッキフレームを装備。これはトヨタ「アルファード」のデザインそのままですね。
サイドミラーは意外にもメッキを多用しないところは好印象。
メッキを多用しすぎて、かえってチープ感が強調されてしまうこともあるので、このあたりのデザイン性はトヨタ・レクサスの上手いところだと思います(一方で、今度新しく登場する三菱の新型「デリカD:5」はメッキを多用し過ぎてチープ感が凄い…)。

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基本的なスタイリングにおいては、「アルファード」のデザインをそのまま流用していますが、レクサスらしい引き締まったボディライン(若干クーペ風?)にするのもアリだったり。
ですが、そうなると今度は室内空間と快適性を犠牲にしてしまうことになるため、改めてデザイン性と実用性のバランスが取れた一台を作り上げて欲しいところです。

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Reference:motor1.com