遂に内装も明らかになったぞ!トヨタ・新型「スープラ」のレーシングモデルがニュルブルクリンクに登場

2020-05-26

レーシングタイプの「スープラ」がニュルに登場

2019年1月のデトロイトモーターショー2019にて世界初公開が決定しているトヨタ・新型「スープラ」ですが、この個体のレーシング(Gazoo Racing)モデルと思わしき開発車両がドイツ・ニュルブルクリンクにて登場しました。

今回登場した「スープラ」は、VLN選手権のSP8Tクラスにてレースデビューを果たしており、実際にその走行シーンに加えて、細かい外観や内装も確認することに成功しています。


改めて外観を見ていこう

まず外観については、「スープラ」の定番にもなっている独特のカモフラージュにて施され、足元にはOMPホイール、ボディにはカーボンファイバドアパネルといった、製品版では見られなかったポイントがいくつかありますね。

足元のOMPホイールはシングルスポークタイプですが、ブラックペイント処理が施されていて非常にスポーティ。
おまけにブレーキディスクがとんでもなくデカイですね。ブレーキの利きが相当に強力そう…

こちらはフロントデザイン。
以前リークしていた公道仕様のフロントマスクとほぼ同じですが、やはりフロントグリルとエアインテークが大口化したことでその迫力は相当なものとなっています。

フロントヘッドライトはこんな感じ。
逆L字型のデイタイムランニングライトはシームレスタイプで、ヘッドライトは六眼式となっています。

リヤデザインはこんな感じ。
両サイド一本だしのデュアルエキゾーストタイプで、更に内側にはシンプルなリヤディフューザーを装備。
リヤテールライトはこれまで通りで、大きな変更点はありませんね。

インテリアはこうなっている!

さて、ここからはほとんど確認することのできなかったインテリアとなります。
フルロールケージとレーシングバケットシートを装備したインテリアをチェックしていくと、まずパッと見では、デジタルインストルメントクラスターが装備され、その隣には大型インフォテイメントディスプレイがダッシュボードから突き出たように装着されていますね。
ぶっちゃけ共同開発中の「Z4」と何ら変わりないレイアウトです。

センターコンソール部はまさかのカーボンファイバパネルが装着されていますが、もしかするとカーボン調に仕上げたダミーパネルの可能性も?

センターコンソールのシフトやリモートコントロールもほぼBMW。
個人的な意見ですが、いくらBMWとの共同開発モデルとはいえども、こういった操作系はトヨタに頑張って欲しかったところですね。
いくらなんでも手抜き感がハンパ無いです、コレ。

エンジンについては、BMWより供給される直列6気筒ターボチャージャーエンジン(排気量はおそらく3.0L)であることが確認できています。
具体的なスペックまでは不明ですが、ほぼほぼ公道仕様モデルに近い出力値を発揮するのではないかと推測しています。

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Reference:CARSCOOPS