ホンダ・新型「フィット(FIT)」の開発車両が登場。デザインはどう変わる?更なるダウンサイジングの1.0L搭載で燃費は45km/Lに?

2020-05-27

四代目となる「フィット4」の開発車両が遂に登場

ホンダのコンパクトハッチバックモデル「フィット(FIT)」の次期モデルと思われる開発車両が目撃されています。
ホンダ「フィット」は、2001年に同社のハッチバックモデル「ロゴ(Logo)」の後継モデルとして登場し、既に3代目に渡ってフルモデルチェンジが施されている大人気モデルとなります。

3代目(現行)モデルは2013年に登場しましたが、過去これまで6年スパンでフルモデルチェンジを果てしているため、これまでの流れを考えると、4代目は2019年に登場する流れとなり、今のタイミングで開発車両が目撃されるのはごく自然な流れとなりますね。


デザインは大幅に変更へ。但しアグレッシブになるかは微妙?

さて、今回目撃されている開発車両を確認していくと、ボディ全体に分厚めのカモフラージュが施されており、まだまだデザインはわからない状態ではありますね。
しかしながら、要所要所で確認していくとフロントエンドが大きくデザイン変更してくることは容易に想像ができますが、現行モデルよりも更にアグレッシブな表情になるのかについては、判断の付け難いところとなっています。

特にフロントヘッドライトは、現行モデルのようにフロントグリルと一体化したようなデザインではなく、グリルから独立したかのようにも見え、おまけに形状も非常に独特ともいえるかなり際どい釣上げ式になっていますね。

あとはAピラーに沿った形で新たに設けられている三角窓。
現行モデルでは非常にコンパクトにまとめられていた三角窓ですが、今回のフルモデルチェンジでその面積を拡大し、更にはAピラーの角度も現行よりも上部に向かう鈍角になっていることから、視認性の向上が図られると考えられます。

エンジンはダウンサイジング化が濃厚で、パワーも更に向上

こちらは少し角度を変えてのフロントノーズ。
フロントガラスからフロントフードにかけて滑らかなラインを描いていますが、フロントが若干短くなったように思います。
っというのも、今回のフルモデルチェンジにより、エンジンを更にダウンサイジング&コンパクトにした排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、新世代ハイブリッドシステムとなる”i-MMD”と呼ばれるデュアルハイブリッドを組合わせることが期待されています。

なお、ダウンサイジング化したからといって最高出力が低くなるわけではなく、現行のハイブリッドモデルにて発揮する137ps→145psへと若干高くなるため、環境性能が向上するだけでなく、走行性能でも大きく向上してくることを考えると非常に大きな進化ではないかと思います。

気になる燃費については、現行の37.2km/L→45km/Lと更に向上し、燃料タンクの容量が現行同様に40Lになるのであれば、満タン法で1,800kmは走行できる計算になりますね。
もちろん、更なるパフォーマンスを向上させた「フィットRS」も登場することが濃厚で、これについては専用の足回りやデザイン等、更にスポーティに進化することが期待されています。

発表時期については、今のところ確定的な情報はないものの、遅くとも2019年末に登場するのでは?と言われています。

Reference:Response