どう足掻いても勝てない…帝王・マクラーレン「720S」とメタノールを注入したクレイジーカスタムの「MP4-12C」がドラッグレースバトル【動画有】

2020-05-27

帝王に挑むはチートモデル

過去これまで一度も負けたことの無いドラッグレースの帝王(厳密には反則レベルのチューニングを施した日産「GT-R」に負けているが…)・マクラーレン「720S」ですが、今回は珍しくカスタムホイールを装備してのドラッグレースバトルに臨みます。

対するは、2011年モデルとして登場した同社「MP4-12C」をベースに、ダウンパイプやターボアップグレード、カスタムチューンによるメタノール注入キット、フルカスタムエキゾーストシステム、更にはTOYO R888Rのタイヤを装着したドラッグレースのために究極のカスタムを施した一台となります。
正直、「MP4-12C」のカスタムモデルはあまりにもチート過ぎる仕様になっていますが、一体どのようなバトルを繰り広げるのでしょうか?


早速各モデルのスペックを確認してみよう

【マクラーレン「720S」】
エンジン:排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジン
最大出力/最大トルク:720ps/770Nm
トランスミッション:7速デュアルクラッチトランスミッション
駆動方式:後輪駆動(MR)
車体重量(パワーウェイトレシオ):1,322kg(1.84kg/ps)

【マクラーレン「MP4-12C」】
エンジン:排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジン
最大出力/最大トルク:-ps/-Nm
トランスミッション:7速デュアルクラッチトランスミッション
駆動方式:後輪駆動(MR)
車体重量(パワーウェイトレシオ):1,474kg(-kg/ps)

「MP4-12C」のスペックは一切不明ですが、メタノール注入やフルカスタムエキゾーストシステムのインストールにより、最低でも900ps以上は発揮できるのではないかと言われています。
こんなチート過ぎる個体で帝王に勝てなかったときの「MP4-12C」の立場は一体…

レースは想像以上の接戦に!それでも帝王の底力は恐ろしい…

レース方式としては、滑走路やサーキットを貸し切ってのドラッグレースバトルではなく、公道でのバトルとなるため、停車状態からフル加速するローンチコントロールバトルではなく、一定速から一気に加速していくローリング方式にてバトルしています。

実際にバトルを行ってみると、両車全く一歩も引かない接戦を繰り広げています。
ある程度のスピードの域まで到達してくると、ここから「720S」の真骨頂で、高い高速域から更なる加速性能と空力特性を生かした走りは特筆すべきもの。
やはり後半の伸びで一気に勝負を仕掛けてきます。

結果的には、超僅差で帝王「720S」の勝利となりましたが、ある意味ドーピングした個体に対して一切パワーを変えずに素の状態で挑み、ものの見事に勝利する姿はまさしく帝王に相応しいバトルだったと思いますね。

【How to beat a McLaren 720S* Meth Injection?】

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Reference:autoevolution