レクサス・新型「RC」に試乗。実際の見た目・走ってみての印象は?気になる”アノ”ポイントは改善された?【動画有】

早速新型「RC」に試乗してみた

さて、10月31日より発売スタートした新型「RC」に試乗させていただくことに。
今回試乗させていただいたのは、いつもお世話になっているレクサス福井さん。
同店舗では、新型「RC」の展示車両は準備していないとのことだったので、その代わりとして試乗車を一台のみ手配。
早速外観や室内のインプレッションも兼ねて、「RC」の足回りや乗り心地、走行性能等をチェックしていきましょう。

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試乗車は「RC300 F SPORT」

今回試乗したのは「RC300 F SPORT」
2.0L 直列4気筒ターボガソリンエンジンを搭載する個体で、グレードは”F SPORT”となります。
ボディカラーはF SPORT専用カラーで、有償オプションでもある”ヒートブルーコントラストレイヤリング”。まさにスポーツクーペに相応しい爽やかなボディカラーとなっています。
「RC300」の主要緒元は以下の通りとなっています。

【「RC300」主要緒元】
全長4,700mm×全幅1,840mm×全高1,395mm
ホイールベース:2,730mm
車体重量:1,570mm
最低地上高:125mm
最小回転半径:5.2m
車体重量:1,680kg
エンジン:排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン
最高出力/最大トルク:245ps/350Nm
駆動方式:後輪駆動(FR)
燃料タイプ:無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
燃料タンク:66L
燃費(JC08モード):12.2km/L

まずは外観インプレッション

フロントをチェックしてみよう

簡単に外観からチェックしていきましょう。
まずはフロントからですが、”F SPORT”グレードならではのスピンドルグリルがメッシュ(網目)デザインとなっていて、ワイド感に加えて迫力も加味していますね。

これまでの「RC」は、上の画像の通り”F SPORT”以外のグレードはメッシュではなく縦縞+センターフラットバーのグリルを採用していましたが、今回のマイナーチェンジにより、”ベースグレード/F SPORT/version L”全てがメッシュグリルを採用することになりました(厳密には”F SPORT”以外はドット柄のグリルを採用)。

こちらは今回のマイナーチェンジにより大きく変更されたフロントヘッドライト。
マイナーチェンジ前は、三眼LEDヘッドライトがデルタ配列になっていたものが、新型ではレクサス初となる縦型三眼へと移行され、更にはデイタイムランニングライト(ポジションライト)も、ヘッドライトと独立型だったものから一体型へと変更され、シームレスでコンパクトになりましたね。
そしてデイタイムランニングライトの真上に配置された11個のライトがウィンカーとなります。
このデザインは非常に好みが大きくわかれるところで、前モデルを好むユーザーにとっては許しがたいポイントでもあるかもしれません。

ちなみにこちらがマイナーチェンジ前の「RC」のフロントヘッドライト。

上から見てみるとこんな感じ。
ヘッドライトのハウジングは、非常に奥行きのある形状で、三眼LEDヘッドライトは階段のように段差を設けた配列となっています。

フロントフォグランプは廃止され、フロントエアインテークは非常にコンパクト。
このデザインも賛否がはっきりわかれそうなところですね。
個人的には「RC F」のように大口化されたダクトを設けてほしかったところ。

サイドや足回りをチェックしていこう

サイドはこんな感じ。
スポーツクーペらしい美しい流線形を描く滑らかなボディライン。
サイドウィンドウ周りのモールは、漆黒メッキ(厳密にはブラックステンレス)になっていてちょっとダークっぽい感じですね。

足元のホイールは”F SPORT”専用のダブル5スポーク19インチアルミホイールを装着(タイヤ規格はフロント235/40R19、リヤ265/35R19)
ブレーキキャリパはオプションの”F SPORT”専用オレンジを設定していますね。

こちらはリヤホイール。
リヤにもオレンジの塗装が施されているんですね。
これはマイナーチェンジ前の「RC」や「RC F/GS F」ではなかったポイントなので、非常にスポーティでグッド。

リヤもチェックしていこう

リヤデザインは細かいところで微妙な変更が加わっています。
まずはリヤテールランプですが、前モデルに比べて非常に立体的で外側へと張り出し、角張った印象が強くなりました。
あとはリヤアンダーのダクト部分。ここは想像以上にコンパクトになっていて、仮にダミーのメッシュダクトを設けていたとしても、かなりこじんまりとした印象を受けますね。

リヤテールランプを上から見るとこんな感じ。

こちらはリヤスポイラー部分。
リヤトランクからの反りあがりが目立ちますが、これによる空力特性の向上が図られるのだと思います。

ちなみにウィンカーは”どこ”が”どうやって”点滅する?

かなり気になっていたであろう新型「RC」のウィンカー点滅ポイントは以下の動画の通りとなっています。
当初は流れるウィンカーをかなり期待していただけに、点滅個所も含めてかなり残念なポイントになっています。

【20181102_レクサス・新型「RC」インプレッション。ウィンカーはこうやって点滅する】

インテリアをインプレッション

お次はインテリアのインプレッション。
早速ドアを開けていきます。
2ドアクーペらしいロングなドアパネルの重みとドアを開けたときの”バタン”という重厚感によって高級感が増しているように感じます。
内ドアパネルをチェックしていくと、ウィンカーボタン周りには、本アルミ(名栗調仕上げ/シルバー)のオーナメントパネルが非常に目立ちます。

早速運転席に座っていきましょう(すみません、逆光等の影響でかなり見にくい写真になっています)。

アルミプレート+LEXUSロゴ入りのサイドシルを跨ぐようにして左脚から入っていきますが、この位置が相当に低いおかけが非常に乗降りしやすいようになっています。

シートはブラックにホワイトのカラードステッチを採用した本革タイプ。
実際に座り込んでみると、”F SPORT”ならではなのかシートは結構カタめ
ですが、決して不快なカタさではなくしっかりと体をホールドしてくれるようなフィット感があり、腰にかかる負担はかなり少ないのでは?と思ったりしますね(要は疲れにくい)。

シート調整はもちろんパワーシートなので、非常に簡易的。
ですが、この辺りはプラスチック感が丸だしでかなりチープに見えてしまっていますね。

ステアリングホイールはこんな感じ。少し太目ですが、手で握ったときのフィット感はなかなかに良いです。
レクサス「NX」と同じボタン配置で、パドルシフトはこの位置からでもはっきりみえるように設けられています。

ダッシュボード周りはこんな感じ。

ボタン類は特に大きな変化はないものの、エアコンの吹き出し口にアルミを使う等で高級感を演出しています。

ナビゲーション画面はもちろん10.3インチを採用。
非常にワイドで見やすいです。

ちなみに後席はこんな感じ。
軽く乗ってみましたが、とても大人が乗れるようなスペースは確保されておらず、特に長時間の移動ではかなりしんどいのでは?と思いますね。
身長182cmの私でも、天井に頭が当たり、フロントのシートバックに膝を押し付ける等とにかく乗りにくいの何の…
あくまでもリヤシートは荷物置き用や子ども用といった緊急用として考えた方が良さそうですね。

早速試乗してみよう!

さて、かなり前置きは長くなりましたが、早速試乗していきましょう。
まずは強くブレーキを踏みながら、ステアリングの左後ろにあるエンジンスタートスイッチをプッシュします。
エンジン始動時のサウンドは非常に静かな印象ですが、エンジン始動時の振動はほぼ無し。
まるでハイブリッド車両に乗っているような感じです。

早速センターコンソールのシフトを”D”レンジに引きますが、ココで気になる”あの”ポイントをチェック。

そう、今回のマイナーチェンジで改善されることを期待した電子式パーキングブレーキですが、前モデル同様にフット式のままでしたね。
せめてこのポイントだけは改善してほしかった!と思うばかりですが、ここはフルモデルチェンジするまでは改善されなさそう…。

「パーキングブレーキがフット式なんだなぁ…」と若干気持ちが落ち気味になりながらも、アクセル操作しながら公道に入ります。

まずは大通りの国道を周りの車両の速度に併せながら走っていきます。
走行モードは”Ecoモード”なので、アクセルを踏み込んだときの加速力に少しモタツキはありますが、全くストレスの無い走りを提供してくれます。
エンジンサウンドについても、先ほどまで非常に静かだったエンジンが、まるで何かに目覚めたかのように重低音サウンドを奏でます。
おまけにこのボディカラーでこのスタイリング、対向車線を走るドライバからの視線も中々に強く、必然的に注目の的になるため、尚のこと運転は慎重になりますね。

走行時に気になっていた道路のつなぎ目やロードノイズですが、これが結構改善されているのか、ほとんど気にならず快適に走ることができます。
しかも、ある程度スピードがノッてくると、ちょっとした段差でも拾っていた振動も抑えられ、縦揺れの恐れも無くなっていたのには驚き。

国道から県道に移り、走行モードを”Normalモード”にしてアクセルを踏み込んでいきます。
道は非常に長いストレートで、ある程度の域まで加速するものの、まるでそのスピード域までは到達していないかの如くとにかく車体が安定しています。

その後、少しキツ目のカーブが何カ所か登場するのですが、後輪での切れ角が非常に鋭いのか狙ったラインを正確にクリアしていきます。
もちろん、カーブに入る間際で少し強めのブレーキを踏んでも、車体が前のめりになることなく、更には車体がふらつくことなく一気に減速するところも特筆すべき点ではないかと思いますね。

走っていて楽しい部分はありますが、その一方で安定し過ぎて刺激のある走りができるか?と言われると何とも言い難いところですね。

最後は走行モードを”SPORT S/SPORT S+モード”に設定して走り込みますが、やはりアクセルを踏み込んだときのレスポンス性はECO/NORMALには無い速さで、ほんの短い直線であってもかなり際どい速度にまで到達することができます。
高速域でのコーナリングも抜群で(アンダーもほとんど出ていない)、自然とステアリングを握りながらも視線を全く崩すことなく流していくことができます。
車高も低めですから、車体が不安定になる心配は特に無さそうですね。

結局のところ新型「RC」って買いなの?

実際に外観・インテリア、試乗インプレッションを行ってみて感じたことは、2.0L直列4気筒ターボで約608万円の車両本体価格を支払うのであれば、もう少し男性が好みそうな攻撃的なデザインと、パーキングブレーキを電子式にしてほしかったのが正直なところ。

走行性能や安定性は申し分ないですし、周りからの視線を集めるだけの魅力があることは確か。
ですが、そこまでして新型「RC」を選ぶ必要性があるか?と言われると、決して強くはオススメしないですし、もしこれだけのパフォーマンスを持った個体を購入するのであれば、”中古の前モデルの「RC」”を購入することをオススメしたいです。ぶっちゃけ。

今回試乗したのは福井県唯一のレクサス福井さん

今回、新型「RC」を試乗させていただいた店舗は、いつもお世話になっているレクサス福井さん。
高級車両を取り扱っているディーラということもあって、「敷居が高い…」というちょっとした先入観はあるかと思いますが、いざ店内に入ってみると皆さんとても心温かい対応をしていただけますし、何よりも笑顔で対応いただけるその姿を見ると、「このお店で買いたい」と思える程。
定期的にイベント等も行っており、そういった情報はFacebookにて定期的に更新しているので要チェック。

建物名:レクサス福井
住所:〒910-0836 福井県福井市大和田2丁目
電話番号:0776-57-8181

これまでの試乗記録はコチラにてまとめております。

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