ポルシェ「959ダカールレーサー」がオークションにて約6.6億円にて落札。やはり歴史ある車の価値は高すぎる

2020-05-27

あの「959ダカールラリー」がとんでもない価格にて落札

ポルシェの創立70周年を記念して開催されたRM Sotheby’sオークションにて、特別に出品された「959ダカールレーサー」が驚異の約6.6億円にて落札されたことが判明しました。

この個体は、世界ラリー選手権(WRC)と世界耐久選手権(WEC)への参加を目的としたグループBのラリーカーで、モントレー・カーウィークやアメリア・コンクール・デレガンツァ、クエール・モータースポーツ・ギャザー・イベントにて最高クラスの名誉を受賞した世界で僅か7台しか存在しない希少なモデルとなります。
しかも、この個体を所有していたのはJacky lckx氏で、グッドウッド・ヒルクライムでもドライバを務めた人物でもありますね。


歴史と所有者は最大の付加価値になる

元々この個体は、同オークションにて約3.8億円の予想落札価格が付いていたのですが、その予想をはるかに上回る約6.6億円にて落札されているため、やはりこれまでの歴史ある経緯や所有者によるプレミア価値が重なったことでこれだけの価格に繋がったのだと思います。

先週、約3.4億円にて落札された「993ターボ」のレストモッドモデル「プロジェクト・ゴールド(Project Gold)」も十分すぎる価格にて売却され、間違いなくこの個体を超える落札価格はそうそう現れないんじゃないか?と思っていましたが、意外とあっさり更新されてしまいましたね。
やはりポルシェの歴史は深く、それに見合うだけの付加価値があることを学んだオークションでもあります。

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Reference:SupercarBlog.com