BMW・新型「3シリーズ・ツーリング」の開発車両をキャッチ。フロントは完全にカモフラージュ無し、このデザインでこのスタイル…アリ?ナシ?

2020-05-27

早くも「3シリーズ・ツーリング」の開発車両が登場

さて、以前よりパテント画像等でその正体が明らかとなっているBMWの新型ステーションワゴンモデル「3シリーズ・ツーリング」ですが、早速この個体の開発車両がレッカー車両にて運ばれているところがキャッチされています。

フロントエンドからリヤドア付近にかけてカモフラージュ無しで、ほぼそのデザインとスタイリングが明らかとなっている「3シリーズ・ツーリング」ですが、フロントエンドデザインは今年10月に公開されたばかりの新型「3シリーズ・セダン」と同じ顔つきとなっていますね(派生モデルなので)。


ステーションワゴンのデザインはいかほど?

サイドから見てみるとこんな感じ。
同社「5シリーズ・ツーリング」を小ぶりした感じで、迫力にちょっと欠ける部分はありますが、フロント・リヤオーバーハングは長くも無く短くも無くで非常にバランスよく作られているように感じられます。

リヤデザインもちゃっかりキャッチ。
リヤドアからフロントエンドにかけては、基本的に「3シリーズ・セダン」と同じになりますが、ステーションワゴンタイプはリヤフェンダー付近からリヤエンドにかけてスタイリングが異なるのでこのあたりをカモフラージュしているのでしょうね。
ですが、リヤテールランプはセダンと変わらない印象ですし、相変わらずレクサス「RC」のアローヘッド形状を意識したリヤテールランプになるのだと考えられます。

レクサス「RC」のリヤテールランプと比較するとどうだ?

イメージ的にはこんな感じ。
左側が新型「3シリーズ・セダン」のリヤデザイン、右側がレクサス・新型「RC」のリヤテールランプですね。
こうしてみると、リヤテールランプはおろか、ハウジング部までほぼおなじであることがわかりますね。

パワートレインは、セダンタイプと共有すると思われ、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力255hp/最大トルク400Nmを発揮。
アメリカにて発売予定の上位モデルは、排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力382hp/最大トルク500Nmを発揮します。
ちなみに、欧州では更に3種類のエンジンラインナップを追加販売する予定とのこと。

気になる「M3・ツーリング」の情報は?

なお、気になる「M3」のステーションワゴンモデルについては、今のところ新たな情報は開示されておらず、具体的なスペックも明らかになっていませんが、搭載されるエンジンとしては現行「M3」同様に排気量3.0L 直列6気筒ツインターボエンジンを流用する可能性が高く、その詳細は来年のスイス・ジュネーブモーターショー2019にて明らかになるとのこと。
最高出力や最大トルクまで全く同じとなるかはまだわかりませんが、セダンタイプよりも車体重量は少し重くなるかもしれず、そうなると必然的にパフォーマンス性は少し低下することが想像できますね。

☆★☆「3シリーズ/M3」関連記事4選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com