まだまだ続く三菱・新型「デリカD:5」追加情報&こぼれ話。ナビゲーションディスプレイは10.1インチだけじゃない?安全装備の追加情報も

2020-05-27

まだまだ続く新型「デリカD:5」追加情報&こぼれ話

2019年2月頃に発売を予定しており、今月末よりいよいよ先行予約が開始する三菱・新型「デリカD:5」ですが、前回の記事では、ほぼ量産仕様にまで仕上げられた開発車両が目撃され、更にはインテリアのオーナメントパネルやシートの種類、乗り心地・すわり心地、エンジンスペック等もほぼ明らかとなりました。

今回は、インテリアにディーラオプションと装備されるナビゲーションディスプレイや、セールスさんの新型「デリカD:5」研修時に登場した他社比較モデル、そして安全装備の詳細について紹介してきたいと思います。

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改めてグレードと価格を見てみよう

前回の記事でもご紹介の通り、新型「デリカD:5」は以下のグレード・価格にてラインナップされます。

【新型「デリカD:5」:暫定価格一覧(税抜)】
グレード”M”:3,842,640円(3,558,000円)/型式[3DA-CV1W LUSFZ]
グレード”G”:3,942,000円(3,650,000円)/型式[3DA-CV1W LUDFZ]
グレード”G-PowerPackage”:4,082,400円(3,780,000円)/型式[3DA-CV1W LUHFZ]
グレード”P”:4,216,320円(3,904,000円)/型式[3DA-CV1W LUXFZ]
グレード”URBAN GEAR G”:4,067,280円(3,766,000円)/型式[3DA-CV1W LUPFZ]
グレード”URBAN GEAR G-PowerPackage”:4,207,680円(3,896,000円)/型式[3DA-CV1W LUFFZ]

その中で、グレード”M”のみが215/70R16(16インチホイール)それ以外のグレード(URBAN GEAR含む)は全て225/55 R18(18インチホイール)となっています。
基本的にグレード”M”をオーダーする方は、社用車として購入する方が多く(要は法人契約)、仮にグレード”M”を契約したとしてもメーカオプションにて18インチに変更するユーザーは8割ぐらいいらっしゃるみたいです。
なお、16インチにて契約したユーザーの中には、「とにかくロールが出てしまって酔った」という話もあるぐらい。

新型「デリカD:5」は、現行モデル同様に最低16インチまで装着が可能なので、スタッドレスに履き替える際に16インチにするならOKといったニュアンス。
あとは、三菱のラインナップモデルはサスペンションがカタめで、その中でも四駆モデルが特にカタめに設定されているらしく、ロールの影響も考えると乗り物酔いに敏感な方にとっては純正16インチホイール&サマータイヤの組合せはそこまでオススメしていないとのこと(ちょっとしたこぼれ話程度なのでご参考までに)。

ちょっと話は逸れますが、セールスさんが新型「デリカD:5」の研修時に、準備されていたのは現行「デリカD:5」の他に、他社競合モデルとしてはトヨタ「ヴェルファイア/ノア/ヴォクシー」、日産「セレナ」が準備されていて(「アルファード」が準備されなかったのは意外だったみたいです)、それぞれのシートの座り心地を確認したところ、トヨタのシートはフワッとしたソファのような印象を受けるも、新型「デリカD:5」はしっかりとフィットし、ソファのような感じではなく適度なカタさがあったみたいです。

ナビゲーションディスプレイについて

続いてインテリアのナビゲーション画面について(上のナビは現行モデルのモノ)。
新型「デリカD:5」では、ディーラオプションにて10.1インチのクラリオン製ワイドナビゲーションディスプレイがラインナップされていますが、これまでは”大画面=アルパイン製”というイメージでした。
ですが、クラリオン製に切り替えた理由の一つには、このメーカのナビゲーションディスプレイに採用される”クォーター・ビュー”機能があったからと言われています。
クォーター・ビュー機能は、一つのナビゲーション画面を4分割(それぞれ○○モードと記載があった)にし、それぞれの画面の操作を行えるだけでなく、モード画面をスライドすることでサイズの切替えも行える等、操作性の幅を広げることができるのだとか。

あとは、リヤモニター(天吊りモニター)もラインナップされていて、これは11.5インチ+プラズマクラスター付きと10.1インチの何れかから選択が可能となっています。
なお、セールスさん情報によればフロントナビゲーションディスプレイ&リヤモニターのセットオプション価格は工賃込で約47万円程で、フロントのみであれば約30万程と言われていますが、特にフロントのクラリオン製10.1インチナビゲーションディスプレイは、残価設定ローンで購入する際には必ず有利(要は残価率が上がる)になるので必ず設定しておいた方が良いとのこと(もちろん売却する上でも有利)。
具体的な数値は、後の【残価設定について】に記載しております。

なお、これもセールスさん情報ではありますが、ゆくゆくは上記の10.1インチナビゲーションディスプレイ以外に、クラリオン製の7.7インチワイドディスプレイも販売予定とのことです(もちろんその他社外対応のナビゲーションキットも販売予定)。

残価設定について

新型「デリカD:5」の残価ですが、だいたい1,000km/月走行で3年残価45%~47%5年残価で33%~35%と言われています。
ワンボックスモデルにしては中々に高い残価設定となっていますが、ここからが三菱の新しい試みということで、先ほどディーラオプションでも挙げられた10.1インチのナビゲーションディスプレイですが、どうやらこのオプションを設定すると更に残価率がアップするとのこと。
上昇値としてはほんの+数%(3年残価48%~49%、5年残価36%~38%)なのですが、ある程度月々の支払額を抑えて、後の売却時のことを考えるとこのナビゲーションディスプレイは設定しておくと良いみたいですね。
※但し、リヤモニターは残価アップには反映されないとのこと。

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安全装備について

最後は安全装備についてですが、全グレード標準装備される安全機能として「追突被害軽減ブレーキ(カメラ・レーダー)/車線逸脱警報システム/オートハイビーム/マルチアラウンドビューモニタ/前車追従式のレーダークルーズコントロール」となっています。

但し、ブラインドスポットモニター(BSM)と後退時車両検知警報システム(リヤクロストラフィックアラート・RCTA)はメーカオプションとなっていて、これらはセットオプションで価格にして約5万円程とのこと。
※ここで注意してほしいのは、上記の「BSM/RCTA」のセットオプションは、標準モデル最上位グレード”P”は標準装備となりますが、メーカオプションとして設定できるのはグレード”G/G-PowerPackage”とURBANG GEARのグレード”G-PowerPackage”のみなります。

なお、新型「デリカD:5」では、壁や車両等に接近した際に警報するクリアランスソナーは装備されず、その代わりの機能としてマルチアラウンドビューモニタが標準装備されるのでご注意を。

三菱・新型「デリカD:5」に関する最新情報はコチラにてまとめております。

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