アウディ・次期「TT」は4ドアクーペになるとの噂。マイルドハイブリッドもしくはPHV搭載との情報も

2020-05-27

「TT」に4ドアモデルが登場する?

アウディの2ドアスポーツクーペモデル「TT」について、同社が2014年のフランス・パリモーターショーにて発表した4ドアクーペモデル「TT Sportbackコンセプト」が市販車両として復活するかも?との噂が浮上しています。

実は元々、4ドアクーペは市販化する流れになっていたのですが、フォルクスワーゲンのディーゼルゲート問題によってコスト削減を余儀なくされたためにこの開発計画はお蔵入りになってしまったとのこと(その代りクーペとコンバーチブルの派生版がラインナップされている)。
自動車ニュースサイト・AutoExpressの情報によれば、この4ドアクーペモデル版は今後2年以内に登場する可能性が高いと言われています。


実は「TT」の売上げは年々減少している

アウディ「TT」の売上げは、過去10年間で急激に減少しており、Carsalesbaseのデータを見てみると、2007年のアメリカでの年間販売台数は4,355台、欧州では38,335台でしたが、2017年にはそれぞれ2,294台/16,281台とかなり減っていることがわかりますね(しかもこの間にモデルチェンジ等も行っているのに)。
近年売り上げが低迷している理由には、安全装備やデザイン性の向上、標準装備の充実化により車両本体価格が一気に引き上げられたことが挙げられています。

今回新たに登場することが期待される4ドアクーペ版の「TT」は、MQBプラットフォームの最新版を採用するかもしれず、サイズとしてはコンセプトモデルとほぼ同じ全長4,470mm×全幅1,890mm×全高1,380mmになると言われています。
ちなみに、現行「TT」のサイズが全長4,180mm×全幅1,830mm×全高1,380mmとなるため、サイズ的には全長+290mm/全幅+60mmとかなりのサイズアップとなりますね(そうなるとこれまた価格アップになることは必然かと…)。

なお、エンジンにおいてはまだまだ未確定ではあるものの、排気量2.0L 直列4気筒エンジン+48Vのマイルドハイブリッドシステム、もしくは電気モータを組合わせたプラグインハイブリッドモデルが登場するかも?と言われています。

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Reference:CARSCOOPS