ランボルギーニ「SC18 Alston(アルストン)」に続く、スペシャルレーシングモデル「ウルス ST-Xコンセプト」が突如として公開に

2021-10-23

「ウルス」にスペシャルレーシングモデルが搭乗

ランボルギーニは先日、スクアドラ・コルセ(Squadra Corse)部門による「アヴェンタドール」をベースとしたスペシャルワンオフモデル「SC18 Alston(アルストン)」を世界初公開しましたが、今回も同部門からSSUV「ウルス」をベースにしたレーシングモデル「ウルスST-Xコンセプト」を世界初公開しました。

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モータスポーツ技術を盛り込んだ本気のSSUV

「ウルスST-Xコンセプト」は、スクアドラ・コルセのモータスポーツの専門知識をフルに活用し、レース用として厳密に設計され、最適化されたパフォーマンスと、グリーン系のヴェルデ・マンティスをマット仕様にした塗装技術、スチールを含むFIA認定の安全要素を備えた量産仕様、ロールケージ、消火システム、そしてFT3燃料タンクを装備します。

「ウルスST-Xコンセプト」の印象的なデザインといえば、マットグリーンのボディカラーの他に、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンに大量のエアを流し込むための大型エアインテークやカーボンファイバ製フロントフードによって、デザイン性が大きく変化しています。

リヤデザインにおいても、コンパクトなリヤウィングやヘキサゴンタイプのレーシングダクト、ピレリタイヤ装着した21インチセンターロックナット式合金ホイールを装備します。
車体重量においても、レーシング仕様に改良することで従来モデルよりも25%もの軽量化に貢献し、ロールケージをSUVのフレームに組み込むことでねじり剛性を向上させています。
なお、パワートレインは排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力641hp/最大トルク850Nmを発揮と従来と変わらずとなります。

「ウルスST-Xコンセプト」は、ランボルギーニがシングルレースにてレーストラックとオフロードトラックを組合わせたシングルブランドのチャンピオンシップにて紹介されるだけでなく、特別に準備されたFIA認定のサーキットにて行われるレースにて、2020年には欧州と中東にてデビューする予定となっています。

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Reference:motor1.com