ロータス「エヴォーラ」にリコール。僅か40台ながらも2018年に製造されたモデルが対象に

2020-05-27

オータス「エヴォーラ」に珍しくもリコール発令

イギリスのライトウェイトスポーツカーメーカ・ロータス「エヴォーラ」にリコール。
ロータスと言えば、「エリーゼ/エキシージ」がアメリカの公道にて走行できなくなり、唯一「エヴォーラ」のみが公道を走行することを許されています。
そんな”色んな意味”で希少ともいえる「エヴォーラ」ですが、僅か40台ながらも2018年4月21日~10月2日に製造されたすべてのモデルがリコールの対象となっています。


リコール内容はステアリングコラムの不具合

リコールの不具合内容は、ステアリングシステムによるとのことですが、車両の取扱い性能には影響しないものの、正面衝突したときにステアリングコラムが破壊され衝撃エネルギーの一部を吸収しない恐れがあるとのこと。
ステアリングコラムはBoschによってロータス用に製造され、そこからパワー・エンジニアリングによって供給されたものですが、故障したステアリングコラムが影響を受ける恐れがあるとして早急に対策品へと交換される予定となっています。

ただ、このステアリングシステムの問題で既に有償修理を出したオーナーもいるとのことなので、そういった方々には改めて対策品に交換した後、以前に有償修理した金額分を返金するとのこと。

「エヴォーラ」は、2008年にロータスより導入された最後の新型モデルであり、全く新しいプラットフォームを採用しています。
エンジンはトヨタから供給されており、トップレンジモデルとなる「エヴォーラGT430スポーツ」のパワートレインは排気量3.5L V型6気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力430hp/最大トルク450Nmを発揮します。
これによるパフォーマンス性としては、0-100km/hの加速時間が3.6秒、最高時速は315km/hにまで到達するします。

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Reference:CARSCOOPS