ロンドンにて、何とも個性的なラ・フェラーリが登場。日本の国旗と歌舞伎・隈取をイメージした独創的なデザインで注目度抜群

今までに見たことの無い強烈なインパクトを残すラ・フェラーリが登場

イギリス・ロンドンにて世界限定499台+1台のみ販売されたフェラーリのハイブリッドミドシップスーパースポーツ・ラ・フェラーリ(LaFerrari)が目撃されています。

今回目撃されている個体は、これまでとは打って変わった独特のカラーリングを持ちますが、ソース元を調べてみるとどうやらベースとなるホワイトカラーの上からレッドカラーのアクセントを加えたラッピングにて仕上げているとのこと。

ちなみにこの独特のカラーリングは、日本の国旗と歌舞伎をイメージしているとのことで、このラ・フェラーリのオーナーさんが日本を訪問した際、生まれて初めて見た歌舞伎役者のメイク「隈取(くまどり)」に大きなインパクトを受けたとのことで、そのメイクを車に反映させることはできないか?ということで実現したのが今回のラッピングとのこと。


隈取(くまどり)メイクには様々な意味合いも

よ~くラ・フェラーリを見てみると、まるで隈取の化粧をまとった歌舞伎役者のような完成度の高いメイクアップに仕上がっていますね。

ラ・フェラーリの複雑で美しいボディのプレスラインや、縁(ふち)にレッドのアクセントラインを加えることで、独特の表情を演出しています。

ちなみに、歌舞伎を象徴する隈取のメイクですが、これは顔の筋肉や血管を強調した化粧方法で、人物の役割や感情を表現しています。

隈取の色によって意味合いも異なってくる

しかしながら、この線は決して赤色だけが存在するわけではなく、青色や茶色も存在しており、それぞれにはちゃんとした役割があるのをご存じでしょうか?。

以下がその色別の役割となります。

「赤色」・・・正義や勇気を表し、善を意味
「青色」・・・冷酷さを表し悪を意味していて、適役に用いられる
「茶色」・・・鬼や妖怪など、人間ではない役に使われる

リヤデザインにもしっかりとレッドのアクセントを加え、くまなくラ・フェラーリの存在感を強くアピールしています。

こうした日本の伝統を海外のオーナーが車で表現してくれることは非常に感慨深いものがありますが、このような独創的な発想は海外だからこそ表現できるんだろうなぁと関心する部分でもありますね。

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Reference:AUTOGESPOT