トヨタ・新型「プリウス」が遂に世界初公開。外観・インテリア共に「プリウスPHV」を大きく踏襲、海外でも四輪駆動モデルを初採用

2020-05-27

遂に新型「プリウス」が世界初公開!

先日より開催中のアメリカ・ロサンゼルスオートショー2018にて、トヨタの主要ハイブリッドモデルでフェイスリフト版となる新型「プリウス」が遂に世界初公開されました。
今回初めて公開された新型「プリウス」は、日本のような少数の市場でしか採用されなかった電子四輪駆動(E-Four)を海外でも初めて採用し、更には後輪にも電気モータを追加することで最大69km/hの速度にて動力供給される仕組みとなっています。


ハイブリッド技術や外観を大きく変更へ

今回新たに導入された電動モータは、寒い季節に優れた性能を発揮すように設計されているとのことで、加えてニッケル水素電池も新開発にて更に品質を向上させているとのこと。
バッテリはリヤシートの下に搭載されているため、トランク容量は1,854L確保できるとのことから、実用性も大幅に向上しています。

なお、これによるE-Four搭載モデルの燃費は、街乗りレベルで約22km/L(FF・24.7km/L)、高速走行にて20.4km/L(FF・22.5km/L)となっており、これは前輪駆動(FF)と比べるともちろん燃費は悪化するものの十分な燃費性能を有しています。
ちなみに、今回E-Fourモデルがラインナップすれば、アメリカでの売り上げは25%向上する可能性が高いとのこと。

外観は批判の多かったフロントヘッドライトを一新

さて、気になる外観についてですが、今回の新型モデルでは現行「プリウス」にあった涙目のハウジングを完全に排除し、新デザインのフロントバンパーとリターデッドヘッドライトを採用。

更には、縦型の稲妻のようなリヤテールライトを取りやめ、これまでのデザインを踏襲してきた再設計のリヤテールランプを採用することで、ワイドなリヤデザインを印象付けています。

インテリアは「プリウスPHV」がベースに

また、修正されたステアリングホイールの採用や、「プリウスPHV」から取り入れたタブレット型のナビゲーションディスプレイを導入し、ボディカラーもスーパーソニック・レッド(エモーショナルレッドⅡ)とエレクトリック・ストーム・ブルーと呼ばれる新しいボディカラーをラインナップ。

安全装備については、Toyota Safety Sense Pのドライバ支援システムが標準装備され、更には歩行者検出機能を備えたプリコリジョンシステム、ステアリングアシスト付きの車線逸脱警報、オートハイビームヘッドライト、フルスピードレンジのダイナミックレーダークルーズコントロール等が装備されます。

なお、その他の具体的な装備内容や車両本体価格、見積り取得記事は以下を参照ください。

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Reference:CARSCOOPS