是非とも市販化してほしい。ランボルギーニ「カウンタック」を現代版に復活させた「2018コンセプト」が公開【動画有】

2020-05-27

レトロとモダンを融合した「カウンタック」への敬意を表したレンダリングモデル

1976年から1978年にかけて、漫画「サーキットの狼」の影響で爆発的なスーパーカーブームとなり、その先駆けとしてMarcello Gandini氏による1974年に登場したランボルギーニ「カウンタック」。

ドアが上に開くガルウィング(シザー・ドア)や、大排気量V12エンジンをミドシップに搭載、そしてその常軌を逸したデザイン、最高時速300km/h超えというぶっ飛んだ数値設定等、とにかく全てがスーパーカーというカテゴリにふさわしい一台となっています。

このモデルが登場して約40年が経過し、そのデザインは今もなお圧倒的な人気を誇っていますが、実際のところ「カウンタック」の起源は”LP500 Prototipo”がスイス・ジュネーブモーターショー1971にて発表されたことから始まっています。


これまで登場してきた「カウンタック」のデザインを盛り込んだ贅沢な1台

今回、有名アーティスト・Jimmy Nahlousによる「カウンタック」に敬意を表し、現代版として蘇る「2018コンセプト」と呼ばれるレンダリングを作成したわけですが、フロントバンパーとルーフのくぼみは、”LP500 Prototipo”を大きく踏襲し、更には”LP400 Periscopio”も踏襲するという拘りと変態っぷり。

そして、そのスタイリングの一部には1988年に発売された25th Anniversaryモデルのフロント・リヤエアダクトを盛り込み、更にはLP400/LP500に採用のエンジンカバーを採用しています。
フロントヘッドライトは、道交法規定上リトラクタブルヘッドライトの装着は不可能となっているので、現代の仕様に合わせています。

足元のホイールは、LP400Sからインスパイアされたフロント17インチ・リヤ18インチのレトロ・タスティックス・カンパーニョ・ブラボーの前後異径ホイールを採用しています。

こうした過去のデザインを現代へと引っ張るコーチビルダーも複数存在していますが、環境法規制等を一切気にせず、ランボルギーニの血統を受け継ぐ凶暴なV12モデルとして是非とも現代に蘇らせて市販化してほしい一台ですね。

ちなみにカラーリングやホイールカラーを変更させてみた「2018コンセプト」は上の通り。
個人的にはホワイトやレッド系がしっくり来ますが、皆さんはどのカラーが好みですか?

【Lamborghini Countach 2018 Concept Reveal】

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Reference:motor1.com