アウディ「PB18」はEVスーパーカーとして市販化される?既にアウディ社内では出す気満々やで!

2020-05-27

アウディが「PB18」を市販化する?

先日のペブルビーチ・コンコールソ・デレガンツァにて世界初公開されたアウディ・EVスーパーカー「PB18」ですが、このモデルに関してアメリカ・ロサンゼルスオートショー2018に出席した同社外装設計責任者であるAndreas Mindt氏が、Autocarとのインタビューにて自動車の設計チーム自体が「PB18」をe-tronのフラッグシップモデルとして市場に投入することを全力で求めていることを明らかにしました。

「PB18」は、レーシングカーやホットハッチ、更にはスポーツバイクといったあらゆるスポーツ要素をブレンドした近未来的かつ魅力的なマシンとしてワールドプレミア。
そして最も注目すべきインテリアには、これまでにない先進的な機能と、レベルゼロと呼ばれる半自律型走行機能も搭載し、充実した一台へと進化しています。
価格帯は一切不明となっていますが、噂によれば2,000万円は優に超えてくるとのことで、競合モデルにはテスラ「ロードスターⅡ」やピニンファリーナ「PF01」といった最先端EVハイパーカーが対象になっていると思われます。


「PB18」はアウディ史上最速のEVスーパーカー

「PB18」のスタイリングとデザインはまさにスポーツクーペのようで、両サイドには大きなインレットがある巨大な台形グリルを設けつつ、どこか「R8」のようなデザインにも見えます。

気になるスペックについてですが、フロント車軸に204ps、リヤタイヤに合計612psもの動力を供給する合計3基の電気モータを搭載することで、システム総出力680ps(一時的に最大775psまでブーストアップすることも可能)、最大トルク830Nmを発揮します。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が約2秒、航続可能距離は500kmにまで到達します。

「PB18」には、95kWの容量を備えた未来型ソリッドステートバッテリを採用し、800Vの充電システムは僅か15分にて充電完了します。しかも、ハイブリッド車両のように走行中に制動処理によってバッテリを回復する機能も備えているため、非常に効率的といえますね。

インテリアは超個性的

気になるインテリアですが、ドライバーズシートを片側に寄せた2シータやセンターに配置したシングルシータレイアウトに変更ができるといった近未来的な機能性も備えています(シングルシータレイアウトはバイクの要素を含んでいるみたい)。
フロントガラスには、理想的なレーシングラインを含む、前方の道路に関する情報を表示する拡張現実システムなるものが組み込まれています。

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Reference:CARSCOOPS