SSC「トゥアタラ(Tuatara)」が公道にてテスト走行を実施。撮影車両を追い越す瞬間を動画にて【動画有】

2020-05-27

遂に「トゥアタラ(Tuatara)」が公道を走る

アメリカ・ワシントン州を拠点とするスーパーカー・メーカのシェルビー・スーパーカーズ(SSC north america)の「トゥアタラ(Tuatara)」が、今年初めて公道にてテスト走行しているところが目撃されています。

今回公開されているこの動画では、詳細なる場所を特定することはむずかしいものの、僅か10秒の短い内容ながら同社「アルティメットエアロXT(Ultimate Aero XT)」をいとも簡単に追い抜くシーンはかなりのインパクトがあります。


そもそも「トゥアタラ」ってそんなにすごいの?

「トゥアタラ」は、2011年に発表されたコンセプトモデルで、「地球上で最も速い車」を目標に約7年間開発が進められました。
「トゥアタラ」のパワートレインは、フレックス燃料を用いた排気量5.9L フラットプレーンクランク型のV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、これによりレッドラインは8,800rpmまで回転することができ、エンジン出力は91オクタン燃料によって1,350ps、E85を使用すれば1,750ps以上を発揮します。

なお、パフォーマンス性としては0-100km/hの加速時間が2.5秒、ゼロヨン加速時間は僅か9.75秒と、とんでもないスペックを持ちます。

車体重量は超軽量の1,247kgを実現し、抗力係数は僅か0.279と非常に低く、空気力学的に最適化されたボディを持ちます。
その軽量化を実現するために、SSCはボディとシャシーだけでなく、カーボンファイバにて作られたワンピースホイールを採用しました。
このホイールは20インチをセットし、フロント245/35、リヤ345/25のミシュラン製パイロットスポーツカップタイヤを装着します。

車体サイズについては、全長4,420mm×全幅2,000mm×全高1,100mm、ホイールベース2,670mmと、まさしくニュージーランド産のトカゲ「トゥアタラ」の名にふさわしいロング感を持っています。

【Tuatara Road Testing】

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Reference:motor1.com