これって画期的なのかな?フォードがシートヒータならぬシートベルトヒータの特許を出願

2020-05-27

ある意味画期的な?シートベルトヒータの特許画像が公開

最近の自動車では標準的にシートヒータやステアリングヒータが搭載されていますが、アメリカの自動車メーカ・フォードは、全く新しいシートベルトヒータの特許を出願しており、それに関する特許画像も公開しています。
シートベルトヒータは、肩や胸に締め付けるハーネスに熱を与えることで、シートヒータでは賄えない暖をシートベルトにて賄えるといった方法となります。


しかしシートベルトヒータならではの問題も

具体的には、シートベルトのタングと呼ばれる金属部分をバックルに差すときに、バックル内部にある電気加熱用の電線がタングへと伝達され、タング内部に設けられた暖装置がハーネスに伝わり、シートベルト全体が暖かくなるという仕組みかと思われますが、この特許技術が本格的に市販車両に適用されるかは今のところ不明なままとなっています。

構造的には非常にシンプルで、シートヒータやステアリングヒータのように物理ボタンをワンプッシュするだけで熱を放出する画期的なものかと思われますが、問題なのはシートベルトを外したときに、タングの部分が熱を持ち、誤って触れたときに火傷しないか?ということ。
これについては、どういった対策を講じるのかはわからないものの、そもそもシートベルトから発する熱によって体温を暖めることが可能なのか?そもそもどれぐらいの暖かさなのか?コートなどの厚着をしていても効果があるのか?というところは非常に気になるところです。

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Reference:motor1.com