「812スーパーファスト」が買える…ほとんど使用されていない「エンツォ・フェラーリ」のエンジンだけが約4,240万円にて販売中

2020-05-27

「エンツォ・フェラーリ」のエンジンのみが超高額にて販売中

インターネットオークションサイトeBayにて、「ラ・フェラーリ」の先代であり世界限定349台+50台の計399台のみ販売された「エンツォ・フェラーリ」の”エンジンのみ”が販売されています。

今回販売されているのは、2003年モデル「エンツォ・フェラーリ」の排気量6.2L V型12気筒自然吸気エンジンで、最高出力660ps/7,800rpm、最大トルク657Nm/5,500rpmを発揮する当時の極上モデルで、走行距離は僅か約1,450km(900マイル)、価格にして約4,240万円と、現在のフェラーリのフラッグシップGTモデルでもある「812スーパーファスト」(約3,800万円)が購入できるレベルとなっています。


フェラーリじゃなきゃこんな価格設定は無理!

ちなみに、「エンツォ・フェラーリ」の当時の新車販売価格は約7,850万円でしが、今現在の中古車市場価値は2倍近くの1.5億円以上にて取引されていますが、エンジンだけで約4,240万円って…相当なプレミアが付かない限りこのような値段にはならないと思いますが…こういったところはさすがフェラーリブランド。

そしてこの「エンツォ・フェラーリ」をデザインしたのは、唯一日本人カーデザイナーのKen Okuyamaこと奥山清行 氏。
「エンツォ・フェラーリ」は、彼にとって出世作ともいえる代表的モデルですが、実はこのデザインが仕上げられたのはたったの15分と言われています。

フェラーリ会長より依頼を受けた次期スペチアーレモデルのデザインのため、約2年という期間を設けられましたが、いざ当日のプレゼンの時、フェラーリ会長より「斬新さが全く無いじゃないか!もう良いわい!」とプロジェクトのキャンセルをされたそう。
それに焦った奥山 氏は、懸命に追いすがり、事前に準備されていたサンドイッチで引きとめた約15分の中で必死に描いたデザインが、今の「エンツォ・フェラーリ」と言われています。

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Reference:motor1.com