カナダにて新型「アルティマ」が販売スタート。ノンターボ&AWD標準装備で価格アップの約336万円から

2020-05-27

新型「アルティマ」はSUVからの代替えを目的にAWDを標準装備

2019年モデルとしてカナダにてラインナップしている日産「アルティマ」が、四輪駆動(AWD)を標準装備して販売スタートしました。
今回日産が新しく販売した新型「アルティマ」は、寒冷地対策での四輪駆動ではなく、クロスオーバーやSUVモデルからの代替え用として登場し、さらにアメリカでは四輪駆動(AWD)をメーカオプションとして提供しています。


実は四輪駆動セダンをほとんどラインナップしないカナダ

日産の思惑としては、「アルティマ」を他社クロスオーバーやSUVからの乗換えを目的としていますが、日産のクロスオーバーからの乗換えの懸念は抱いておらず、しかも競合モデルとしてはトヨタ「カムリ」やマツダ「アテンザ/マツダ6(Mazda6)」、シボレー「マリブ」、ホンダ「アコード」を対象としていますが、これらの競合モデルはカナダでは四輪駆動を提供していないため、日産としてはかなり有利な立ち位置にあります(因みにカナダにて四輪駆動を搭載するセダンはスバル「レガシィー」ぐらい)。

気になるパワートレインですが、てっきり排気量2.0L 直列4気筒VCターボエンジンを搭載するかと思いきや、全グレードを排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンが搭載され、最高出力188hp発揮するとのこと。
なお、新型「アルティマ」の車両本体価格は約337万円からとなり、競合モデルよりもわずかに価格アップした状態にて販売されます。

☆★☆「アルティマ」関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS