止まらない転売。世界限定500台の「マクラーレン・セナ」がまたもや中古車市場にて登場、ブラックにアクセントオレンジの異様な一台【動画有】
またもや「マクラーレン・セナ」が転売の餌食に
マクラーレンのアルティメットシリーズ「P1」の後継モデルで、おまけにノンハイブリッドエンジンを搭載する世界限定500台のみ販売された「マクラーレン・セナ」。
基本的には「P1」やスーパーシリーズ「675LT／720S」等を購入したオーナーのみが優先的に商談できる権利を得られる希少な個体なのですが、またまた中古車市場に転売されていることがわかりました。
ブラックをメインにオレンジのピンポイントアクセントが特徴
今回は、イギリスの高級中古車ディーラ・Shaks Specialist Cars社にて販売されているもので、走行距離は約1,300kmとほぼ新車に近いレベル。
ボディカラーは、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)仕様によるアメジスト・ブラックとオレンジのアクセントを加えたエアロブレードを装備。
加えて足元のホイールセンターキャップやブレーキキャリパもオレンジのアクセントが加えられ、全体的に引き締まった印象にちょっとしたインパクトを与える絶妙なセレクトカラーだと思います(おまけにオレンジはマクラーレンのシンボル的なカラーですし)
上記のアクセント以外では、特にこれといった奇抜な装備は無いものの、下周りのエアロ関係は全てカーボン仕上げとなっています。
サイドシル部はフルカーボンではなく、ブラックのアルカンターラを採用する非常にシンプルな組合わせ。
室内もかなりシンプル。
シートやダッシュボード周りのカラーはブラックのアルカンターラ。
フラットボトムのステアリングホイール(12時の部分にはオレンジのストライプ)やセンターコンソール、ダッシュボード周りにはカーボンを設定しています。
ただしよ～く見てみると、ドアオープンする際のダンパがオレンジというちょっとしたこだわり。このあたりに前オーナーさんの好みが見え隠れしています(私、嫌いじゃないよ、そういうの)。
「マクラーレン・セナ」のパワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力800ps／最大トルク800Nmを発揮。
トランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッションを搭載し、駆動方式は後輪駆動(MR)となります。
なお、車体重量は極限まで軽量化を行ったことで1,198kgを実現し、0-100km/hの加速時間は2.7秒、最高時速は340km/hにまで到達します。
さて、気になる「マクラーレン・セナ」の中古価格ですが、新車販売価格 約1億円に対して約2.1億円にて販売されています。
オプション価格等を加味しても概ね1.3億円～1.5億円といったところでしょうか、それでも利益が得られる価格だと思います。
【2018 McLaren Senna】
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