BMW「3シリーズ」を含む30車種10万台以上の大規模リコール。ワイヤハーネス不具合で火災の恐れアリ

2020-05-27

BMWに火災発生の恐れのあるリコール

自動車ニュースサイト・Responseより、BMW「3シリーズ」を含む計30車種にリコール。
リコールの内容としては、エアコンに接続するワイヤハーネスに不具合があるとのことで、エアコンのブロワーファンレギュレーターへ電力を供給するワイヤーハーネス端子のメッキ素材が不適切なために車両振動によってメッキが損傷し、摩擦腐食が発生することがあるとのこと。
そのため、電気抵抗が高くなりワイヤーハーネス端子が発熱し損傷して、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしてリコールを発令。


車種は30種、台数は10万台超えの大規模リコール

リコールの対象となるのは、2004年11月24日~2011年12月1日に輸入された「320i/320iツーリング/320iクーペ/323i/325i/325Xi/325iツーリング/325iクーペ/330i/330Xi/335i/335iツーリング/335iクーペ/335iカブリオレ/M3セダン/M3クーペ」、BMWアルピナ「B3ビターボ/B3ビターボ・クーペ/B3ビターボ・カブリオレ/B3ビターボ・ツーリング/B3ビターボ・ツーリング4WD/B3Sビターボ/B3Sビターボ・クーペ/B3Sビターボ・カブリオレ/B3Sビターボ・ツーリング/B3Sビターボ・ツーリング4WD/D3ビターボ/D3ビターボ・クーペ/D3ビターボ・ツーリング」30車種で、計100,768台がリコールとなります。

改善措置として、全車両、、ワイヤーハーネスを対策品に交換する、もしくはブロワーファンレギュレーターに不具合のあるものは新品に交換する、といったリコール作業を行うとのこと(不具合0件・火災事故0件)。

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