クリスマスツリー仕様のフェラーリ再び。今度はアノコンセプトモデルに使用された特注グリーンの「F12tdf」が登場

2020-05-27

クリスマスツリー仕様のフェラーリがまたもや登場

以前、フェラーリの純正カラーでクリスマスツリー仕様に仕上げられた「488ピスタ」をご紹介しましたが、今回もまたクリスマスツリー仕様に仕上げられている世界限定799台のみ製造された「F12tdf」が登場。

こちらの個体、何とも珍しいグリーンのボディカラーに仕上げられていますが、よ~く見てみると2010年にスイス・ジュネーブモーターショーにて発表されたハイブリッドシステム搭載となるコンセプトモデル「599 HY-KERSコンセプト」(後の「ラ・フェラーリ」へとつなぐ重要な一台)のボディカラーに非常によく似ています。

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具体的には、Verde Kers Lucidoと呼ばれるグリーン系カラーで、上がその「599 HY-KERSコンセプト」。
この個体は、「599GTBフィオラノ」をベースにした実験車両で、フロントには排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、リヤには最大出力100ps以上を発揮する小型モータを搭載するハイブリッド仕様となります。

しかも、二次電池はリチウムイオンバッテリを採用し、ボディ中央のフロア下に配置することで低重心化に成功し、更には荷室も「599GTBフィオラノ」と全く同じ容量を得た実用性も満足する究極の一台でした。

そんな貴重ともいえる個体のボディカラーを採用した「F12tdf」ですが、更に追加でダークブルーとホワイトのセンターストライプでアクセントを加えています。
おまけに、ステアリングホイールの12時の部分にもホワイトピンストライプが加わることでオシャレ感を際立たせた一台になっていますね。

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