20歳の男性が過酷労働で居眠り運転→フェラーリ4台を巻込む追突事故で多額の損害賠償請求→資金調達のため募金活動でまさかの結末が

2020-05-27

居眠り運転をしていた若者がフェラーリ集団に追突事故

台湾にて、20歳の男性であるLin Chin-hsiang氏が三菱のワンボックスカーに配達作業を行っていたところ、前を走行するフェラーリ「F12ベルリネッタ/488GTB×3」のツーリング集団に追突してしまい、多額の損害賠償金を請求されることに。

Lin Chin-hsiang氏は、アルコール等を接種しておらず、食材の配達サービス(早朝5時40分)のため移動していたのですが、日々の過酷な業務が続いていたということもあり睡眠不足が続き、居眠り運転となり、そのときにたまたま前を走行していた車がフェラーリだったとのこと。


支払い不可と思われていた多額の賠償金だが…?

この事故により、フェラーリ4台が大きく損傷することとなり、賠償請求として約4,400万円を支払うことになると言われています。
もちろん、彼はそのような大金など所持しておらず、彼の月収は約13万円となるため、これをフルで毎月返済したとしても約28年かかります。
この事実を知った彼の母親も、そのような大金が払えるとは思えず不安になり、行きついた結果は募金活動でした。

その後、彼と母親は「過酷労働により人生を失うことになった。このような問題は二度と起きて欲しくない」ということも含めて募金活動に専念した結果、100件以上から多額の寄付があり、今現在は約270万円まで調達できているとのこと。
事故が発生したのは12月16日だったので、約1週間でこれだけの金額が調達できたことを考えると、もしかすると来年の夏ごろまでには何とか全額返済できるだけの金額を調達できるかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS