【止まらぬ転売の嵐】走行距離僅か22km&右ハンドル仕様の「マクラーレン・セナ」が新年早々転売に。「ボディカラーが気に入らなかったから欲しい人のために売った」

2020-05-27

新年早々「マクラーレン・セナ」が転売へ

マクラーレンが世界限定500台のみ販売したアルティメットシリーズ「マクラーレン・セナ」。
2018年にようやくオーナーのもとへと納車されてきましたが、転売の嵐や納車直後の事故・炎上等、何かと良い話題の無かった「マクラーレン・セナ」ですが、今年も早速イギリスの中古車ディーラ・James Editionにて転売されています。


MSO仕立てでこれまで見たことのない特殊なカラーを持つ一台

今回販売されている個体は、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)部門によって特別にカスタムされたワンオフモデルで、ボディカラーはCeramic Grey(セラミック・グレー)と呼ばれる特別な塗料を使用し、特定の光のもとで紫色等に変化します。
しかも足元のホイールはユニークなゴールドにペイントされ、下周りにはグロスカーボンファイバのエアロパーツをふんだんに使用しています。

リヤデザインを見ていくと、マフラは3本だしであることから欧州・アジア市場向けに製造された個体であることがわかります。
ちなみに「マクラーレン・セナ」が2本だしと3本だしに区別している理由は以下の記事を参考にしてください。

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インテリアはかなりシンプルなオールブラック仕上げで、シートフレームはカーボンファイバを採用し、軽量化による必要最少量のアルカンターラを使用したブラックシートを装備。
センターコンソールやステアリング周り、ダッシュボード、サイドシル、内ドアパネルにはふんだんにカーボンファイバパネルが使用されています。

もちろん、エアコンの吹き出し口周りもカーボンフルコース。

売却の目的は転売だけでなく、”ボディカラーが気に入らなかった”から

なお、走行距離は僅か22kmと低走行で完全未走行、世界限定500台中70台しか製造されなかった右ハンドル仕様となっていますが、新車販売価格 約1億円に対してオプション費用も加味したら約1.3億円程だと推測しますが、今回の中古車販売価格は約1.5億円とそこまで価値は上がらずとなっています。

ちなみに、この個体を所有していたオーナーが「マクラーレン・セナ」を売却した理由は「ボディカラーが思った以上に好きではなく気に入らなかったから。だから購入できなかった人のために売却したんだ」と説明しています。

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Reference:CARSCOOPS