まさか普段使いしてるとは…スイスにて、フェラーリ「488スパイダー」ベースのマンソリー仕様「シラクーサ 4XX」が普通に登場

2020-05-27

みんな大好き「シラクーサ 4XX」が普通に公道にて登場

ドイツ・チューニングメーカであるマンソリーのフェラーリ「488スパイダー」をベースにしたチューニングモデル「シラクーサ 4XX」が、スイス・モントルーにて普通に公道走行しています。

ボディカラーは引き締まりを強調させるブラックカラーに、マンソリーの手によって施されたフロントスプリッターやフロントボンネット、リヤディフューザー、サイドミラー、各種ピラー、サイドシル、インテーク、そしてデュアルリヤウィングには全てがフォージド・カーボンファイバーを採用するという手間暇とゴッツイお金を使った究極のカスタムモデルとなります。


ただ単純にカーボンを使ったモデルではないぞマンソリー

最も注目すべきなのは、このとんでもないデザインを施したフォージド・カーボンファイバーのフロントボンネット。
まるで大理石のような重々しい雰囲気に思いますが、従来ボンネットに比べて30%以上の軽量化に成功しています。

もうちょっと近づいてみようじゃないのよ。
フォージド・カーボンファイバボンネットの縁にはレッドのディテールアクセントが追加されていますね。これはかなりカッコいい。ちなみにこれはオーナーの注文により実現した追加オプション。

お尻まで色気あるじゃないのよマンソリー

リヤデザインはこんな感じ。
「FXX K」を彷彿させるデュアルリヤウィングとスリット溝の深いヒートシンクのようなリヤディフューザーは男心をくすぐるほどのアグレッシブさがありますよ、コレ。ん~たまらん!

デュアルリヤウィングを更に拡大してみてみると、レッドの塗料が細かく散りばめられているんですね。これは知らなかった。

もともとフェラーリを象徴するプランシングホースのエンブレムには「SIRACUSA 4XX by MANSORY」に置き換えられた特別なエンブレムを貼付。これだけで100万円以上するとか…

なお、気になるパワートレインは排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンをそのままに、エンジンチューニングによって最高出力を670ps→790ps、最大トルクを760Nm→870Nmまで大幅に向上。
0-100km/hの加速時間は3.0秒→2.9秒、最高時速は341km/hにまで達するという強烈な仕上がりとなっています。オープン仕様でこれだけの加速力を誇るということであれば、マクラーレン「720Sスパイダー」とかなり良い勝負を繰り広げるのではないかと思います。
それにしても、これだけの高価すぎるマンソリー仕様を普通に公道で走行する辺り、オーナーは相当な富豪であることがわかりますわ。

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Reference:AUTOGESPOT