貴重なフェラーリ製V型12気筒自然吸気エンジンのみがオークションにて出品へ。しかも出品者はフェラーリ

2020-05-27

フェラーリから自社製V12エンジンをオークションに出品

来月2月5日にフランス・パリで開催されるRMSothebysオークションにて、テスト走行用としてフェラーリの初期型「FF」プロトタイプモデルに使用されていたV型12気筒自然吸気エンジンが出品されることがわかりました。

今回出品されるエンジンは、約12,000km程走行されたもので、フェラーリによれば「特別プロジェクトの使用もしくは交換用ユニットとして使用するには理想的」と説明。
ただ、スタンドが予め装着されているので、基本的には室内のインテリア用品という扱いになるかと思います。


予想落札価格はどんなに高くとも500万円程度?

気になる予想落札価格は不明ですが、今となってはかなり希少となる排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンのため、もしかすると500万円は超えてくるかもしれません。
なお、前回販売されたフェラーリ「エンツォ・フェラーリ」のV12エンジンは約4,000万円というフェラーリ「812スーパーファスト」が購入できてしまう程の価値を持っていましたが、今回はさすがにそこまでは行かないと思われます。

ちなみに、このエンジンをスワップしようものなら、もれなく最高出力660ps/最大トルク683Nmというとんでもないパワーを得ることができ、0-100km/hの加速時間は3.7秒、0-200km/hの加速時間は11秒、そして最高時速は335km/hを発揮できるだけの要素を十分に兼ね備えています。

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Reference:CARSCOOPS